ミャンマーのヤンゴンで、2014年12月6日、7日の2日間にわたって開催された「ジャパン・ミャンマー・プエドー」
ミャンマー最大の都市、ヤンゴンで、2014年12月6日、7日の2日間にわたって、日本・ミャンマー外交関係樹立60周年記念行事として、「ジャパン・ミャンマー・プエドー」が開催された。プエドーとは、ミャンマー語で「お祭り」の意味。日本の文化をミャンマーの人々に楽しんでもらって理解を深めてもらうイベントだ。
ミャンマー最大の通信事業者であるMPTと共同で通信事業を展開しているKDDIと住友商事は、MPTブースを設置し、来場者に、日本品質の通信会社に変身しつつある新生MPTをアピールした。
ジャパン・ミャンマー・プエドーのステージでは、世界各地で活躍している和太鼓パフォーマンス集団「TAO」や、原宿発のカワイイファッションショーやライブがミャンマーの人たちの人気を集めていた。さらに、ミャンマーの人気アーティストであるサイサイ・カムレンらによるライブパフォーマンスに加えて、ミャンマーの人々によるカラオケコンテストも行われた。
日本の夏祭りを再現した広場では、金魚すくい、たこ焼き、輪投げ、射的、かき氷などの屋台が並び、ミャンマーの人々が長蛇の列をなし、午前中で売り切れになってしまう屋台も。また、トヨタ自動車、日立製作所、パナソニック、ダイキン工業、メナード化粧品、日本通運、損保ジャパン日本興亜、HANA(エースコック)、第一興商、学研など、ミャンマーに進出している日本企業や現地日系レストラン、メディア企業など19社のブースも立ち並び、NHKはミャンマーで放送中の「篤姫」や、12月から放送される「あまちゃん」のPRに務めた。どの社のブースも工夫を凝らした展示をして多くの来場者を集めており、ミャンマーに進出している日本企業の力の入れ方がうかがえた。
MPTブースでは、MPTの事業内容を紹介したフライヤー(チラシ)の配布、MPTのFacebookページのPRに加え、ピンポンゲームを実施し、参加希望者が長い列をなした。ゲームは、テーブルの上でピンポン球をバウンドさせてグラスに入れるというものと、透明の箱の中に入ったピンポン球の中から白い球を拾い出すというもの。後者は後ろ向きで拾い出さなければならない上に、スタッフがピンポン球をかき混ぜ続けているため、挑戦者はぎりぎりまで球の位置を覚えようと、スタッフとの間で熱い駆け引きが展開されていた。どちらのゲームも、賞品は、MPTの携帯電話サービスで利用できるプリペイドカード「Top Up Card」1万チャット(約1,000円)分。ミャンマーの平均月収は1万円前後なので、かなりの豪華賞品であり、勝ち取った人の中には大きな声を上げて喜ぶ人もいた。景品としてKDDIが寄贈した日本のボールペンも非常に人気を集めた。
MPTブース
ピンポンゲームに並ぶ人たち
ピンポンゲームに挑戦する来場者
ゲームの勝者には、プリペイドカード「Top Up Card」1万チャット(約1,000円)分を贈呈
朝から晩まで人並みが絶えず、まさにお祭り状態となったジャパン・ミャンマー・プエドー。2日間の来場者は、予想の4倍に当たる4万人あまりに達し、ミャンマーの人々の日本への関心の高さをうかがわせるイベントとなった。
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