数時間後に自分がいる場所や、移動先のその日の天気は誰でも気になるもの。しかし、忙しい朝の時間帯などは、テレビの天気予報を見逃すなんてこともしばしば。そこでお勧めなのが、現在開発中の、自分の知りたい場所の天気を再現してくれるインテリアガジェット「Tempescope(テンペスコープ)」だ。
Googleのエンジニアでもある日本人研究者の河本健さんが開発した「Tempescope」は、透明なアクリルでできた直方体のケースの中に、パソコンやスマートフォンアプリを使って取得した位置情報などをもとに、リアルに天気を再現してくれるというもの。「晴れ」や「雨」はもちろん、「雷」や「霧」「朝焼け」「夕焼け」まで再現する。
「Tempescope」では、指定した場所の天気を1時間ごとに自動取得する設定ができ、朝焼けから始まってどう天気が変わっていくかを楽しめる。また、パソコンに保存してある写真を読み取らせて、撮影場所の位置情報から、その時間の天気を再現することもできる。
つまり、「Tempescope」はユーザーの知りたい場所の天気情報を提供するとても実用的なアイテムであり、かつその部屋に幻想的な雰囲気をつくり出し、インテリアとしても楽しませてくれる。
「Tempescope」では、Skypeの通話相手のいる場所の天気も再現できるので、国内はもちろん、海外にいる人を相手にテレビ会議などをする際にも会話が弾みそう。恋人同士の通話であれば、相手の顔だけでなく、景色まで共有することができ、ロマンティックな演出をしてくれる。
天気予報ガジェットとして、インテリアとして、コミュニケーションのツールとして、さまざまな活用が期待できる「Tempescope」。現在、クラウドファンディングサービスで資金調達を始める段階で、今から商品化されるのがとても楽しみなアイテムだ。
参考情報(外部サイト)
関連記事リンク(外部サイト)
骨伝導
水に濡れて壊れたスマートフォンを復活させる、特殊な液体がこの世に存在する!?
親指大のクリップで、「着信に気付かなかった!」なんて事態をゼロに!