撮ったものを後で見返して思い出を追体験したり、現在はSNSで画像の共有までできる写真は、幅広い楽しみ方を提供してくれる。だからiPhoneのカメラが活躍する機会は頻繁にあるのだが、その分、容量不足に悩まされている人も多いのでは。飲み会や友人の結婚式ではやはりカメラは欠かせないし、普段あまり撮らないという人でも、「子供が産まれたら子どもの画像と動画で容量いっぱいになった」なんていう話もよく耳にする。
容量不足解消のためには、プリントアウトした画像を片っ端から消去していくか、または別のハードディスクにデータを移せばいい。ただし、どちらもひと手間かかる。やってしまえば簡単に片付く作業なのだが、結局、なかなかやるきっかけがつかめないままiPhoneの容量不足に悩まされ続ける、というのが結構ありがちなパターンだ。
そんな容量不足の悩みを解消してくれるアイテムが、この「WZR-S1750DHP」だ。これは外付けハードディスクでも、メモリースティック・メモリーカードでもなく、Wi-Fiルーターである。正確には、Wi-Fiルーターに装着したUSBメモリーに、「写sync(シャシンク)」というアプリを使って画像をワンタップで保存できる機能を備えたもの。クラウドサービスと同期して容量不足の解決を図る人もいるだろうが、ウェブ上ではなくWi-Fiルーター側に保存することで、データの管理がもうひと手間簡単になる。昨年、クラウドサービスに保存されていたセレブの写真が流出して世間を騒がせたが、Wi-Fiルーター付属のUSBメモリーなら、そうしたセキュリティー面の問題もさらに軽減される。
実はこの「WZR-S1750DHP」、「ママの悩みを解消する」というコンセプトのもとに作られた。上記の画像データの管理方法に加えて、子供のネット環境を制限するペアレンタルコントロール機能を有している。具体的には、子供のパソコンやスマホなど、個別の端末ごとに有害サイトの閲覧を制限できる「Webフィルタリング機能」と、ネットの利用時間を制限できる「時間帯の制限機能」の2種だ。いまや子供でもインターネットに接するのが当たり前の時代になった。しかし、問題は子供のネット環境をどこまで制限できるかということ。特にスマホでネットを利用する場合、子供が極めてプライベートな空間を確保して行えてしまうだけに、親としては子供のネット利用のすべてを管理・監視することは難しい。こうしたペアレンタルコントロールが、その対処法として大きく貢献することは異論を待たないだろう。
写真を撮り過ぎても何ら心配することなく、さらに子供のペアレンタルコントロールもバッチリで、まさしくママ向けのアイテムとして死角がない。まずはiPhoneの容量不足に悩まされている人に、とかくチェックしてもらいたい製品だ。
参考情報(外部サイト)
バッファロー、iPhoneの容量不足を解消できるルーター発売/MdN Design Interactive
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