フィッシングとは、銀行やクレジットカード会社といった金融機関を装ったメールを送り、本物そっくりの偽サイトに誘導して個人情報を入力させる詐欺行為の一種だ。中には、ネット通販サイトを装い、個人情報を入力させて商品を発送しない手口も存在する。
警視庁が昨年9月に発表した「平成26年上半期のインターネットバンキングに係わる不正送金事犯の発生状況について」によれば、被害数は1254件、被害額は約18億5200万円だったという。前年上半期は217件で約2億1300万円なので、大幅に激増している。もはやフィッシング詐欺は知らないでは済まされないレベルにまで被害が拡大している。
被害数が多い金融機関では、ホームページで過剰ともいえるほど厳重な警告を行っており、ネット上では「胡散臭い」と話題になったほどだ。
そんな中、その話題性を利用した詐欺が発生した、とフィッシング対策協議会が1月23日に再び注意を喚起した。三菱東京UFJ銀行をかたるフィッシングメールが、不特定多数のユーザーに送信されており、偽画面に誘導されると、ログイン画面とともに厳重な警告画面までもが、本物そっくりなフィッシングサイトが登場したのだ。
こうした巧妙化が進むフィッシングに騙されないためには、事前に公式サイトでの呼びかけをよく読んだ上で、相手の手口をよく知り、もしものときに慌てずに対処できるすべを知っておくことが大事だ。万全を期したいのであれば、インターネットバンキングに対応したウィルス対策ソフトなどの導入をお勧めする。
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