ここ数年、スローフードやヴィーガ二ズム(純菜食主義)といったものが話題になるように、最近の日本人は何かと”健康に良いもの”に敏感だ。そんなブームに乗って、度々メディアで取り上げられるのが水分補給による健康づくりである。体の老廃物を排除し、代謝も上げてくれるというこの健康法は、何より、健康ドリンクでもスムージーでもなく、単に水を飲むだけであるという手軽さが人気の理由だろう。
そもそも、成人男性の理想的な1日あたりの水分摂取量は約2リットルと言われている。しかし、何も考えず、1リットルのペットボトルを一気にガブ飲みしたところでむくみの原因になったり、いかんせん”もよおして”しまったりして仕事どころではない。
そんな水分補給ビギナーのために、Jellycoaster社が”賢すぎるボトル”を開発中だ。「スマートボトル(Smart Bottle)8cups」は、Bluetooth技術を用いた”次世代型水筒”。指定時間になると点滅するLEDランプのアラートを通じて、ユーザーに定期的な水分摂取を促してくれる。
加えてこの水筒のスマートっぷりは、スマートフォンのアプリとの連携で発揮される。このボトルを使って水を飲むと、飲んだ量がアプリに自動記録され、摂取した水分の時間帯や、日・月統計まで提供してくれるのだ。また、事前に設定されている勧奨水分摂取量の連続達成チャレンジ、1日小分け水分摂取達成チャレンジといった「チャレンジ機能」も備える。
「自社のIoT技術力がリアルな生活に寄与できる分野は何だろうかと悩んだ末に、水筒を思い出しました。規則的な水分摂取の活性化に役立つ道具として活用できると思います」と、同社代表のジュ・ジョンイン氏。
スマートボトル(Smart Bottle)8cupsは、現在クラウドファンディングINDIEGOGOで支援者を募集中。この賢い水筒が、「今年こそ健康的な生活を送りたい!」というあなたの望みを叶えてくれるかもしれない。
関連リンク
8cups
8Cups : The Best Hydrating Mobile Gadget | Indiegogo
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