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「CPU」ってどんな役割? 意外と知らないスマホのスペックの読み解き方

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スマートフォンを購入する際、何を基準に選んでいるだろうか。ルックスやサイズ感、機能面など機種によって特徴はさまざまだが、中には「人気」や「何となく……」といった理由で選んでいる人も多いかもしれない。

しかし、生活に欠かすことのできない愛機だからこそ、自分のライフスタイルにあったものを選びたいもの。そんなとき、カタログに記載されている機能面の基本スペックの読み解き方を知っておけば、機種選びの参考になるはずだ。

スペックの中で特に重要視すべきなのが、「CPU」「RAM」「ROM」の3つ。これは、以下のように仕事をこなすビジネスパーソンに例えられることが多い。

CPU、RAM、ROMをビジネスパーソンの仕事に例えると?
「CPU」

作業をこなす上でのビジネスパーソンの頭脳であり司令塔にあたり、プロセッサーなどと呼ばれることも。つまり高性能であれば、作業の処理速度が速くなるというわけ。「動作周波数」が多いほど能力が高く、「コア数」は作業人数が増えるということになる。例えば、動作周波数が2.3GHzで2コアのCPUと、1.5GHzで4コアのCPUがあった場合、1.5GHz✕4コアの方が高速に処理できるというわけ。なお、2コアは「デュアル」、4コアは「クアッド」と表記されることが多い。

「RAM」

ビジネスパーソンが作業するためのデスクの大きさに例えられる。デスクが小さければできることは限られるし、効率も落ちる。逆に容量が多ければその分、作業効率は上がるし、処理できるタスク数を増やすことができる。

「ROM」

これはデスクに例えると収納スペースにあたる。容量が大きいほど音楽や写真、アプリなどをたくさん入れることができ、携帯できるということになる。また、機種によってはスロットを搭載していて、SDカードを追加して容量を増やすことも可能。ストレージなどと呼ばれることもある。

ライフスタイルに合わせてスペックを考える

以上を踏まえた上で、スマートフォンを選ぶなら……

・サクサクと素早い快適な動作を求めるなら「CPU」

・ビジネスなどでアプリを同時にいくつも多用する機会が多いなら「RAM」

・写真や音楽をたくさん持ち歩きたいなら「ROM」

だといえるだろう。

これらをチェックした上でスマートフォンを選ぶようにすれば、あなたのスマートフォンはこれまで以上に使い勝手がよくなること間違いなし。ぜひ参考にしてもらいたい。


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