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【go!go!vanillas×VR】撮影現場に潜入! 限定サイン入りVRゴーグルプレゼントも!

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いま音楽ファンのあいだで、超絶怒濤の勢いで注目を集めている新世代ロックンロールバンド・go!go!vanillas。彼らのVR映像が、定額制音楽配信サービス「うたパス」で本日7月13日から独占配信中です。

今回は、その撮影現場に加えて、go!go!vanillasのメンバーたちが参加した完成試写会に潜入! 撮影の裏側や彼らの知られざるケータイ事情に迫るインタビューをしてきました。サイン入りのVRゴーグル、ハコスコのプレゼントもお見逃しなく。

ミュージックビデオだけじゃない!? 感動と衝撃のVR体験

――今回、ニューアルバム『FOOLs』の収録曲「サウンドエスケープ」を生演奏しているVR映像を撮影されましたが、完成した作品をご覧になっていかがでしたか?

牧 達弥(以下、牧):まさに時代が動いたなと思いましたね。そもそも、VRを体験するのが初めてだったんですが、感動と衝撃がすごすぎて・・・・・・。実は、完成前の段階で、VRではない平面のラフな映像を確認したんですが、普通のミュージックビデオのような感じで、とくにインパクトは受けなかったんです。でも、それがVRゴーグルをつけて完成版を見たら、本当に仮想世界が目の前に広がって、なにが現実か一瞬わからなくなるぐらい、衝撃的な体験でしたね。とにかく、すごかった。


試写会にて、完成したVR映像をチェックするgo!go!vanillasの4人。VRゴーグルで顔が見えないが、左からジェットセイヤさん(Dr)、柳沢進太郎さん(G)、牧 達弥さん(Vo/G)、長谷川プリティ敬祐さん(B)

柳沢進太郎(以下、進太郎):単純に映像を見ていて、リアルに奥行きがあるっていうのは、普通の映像にはない感覚だったので驚きの体験でした。画質も想像していた以上にきれいで、本当にそれこそ時代が動きましたね(笑)。

長谷川プリティ敬祐(以下、プリティ):今回の映像は実際にその場で演奏した音を使っているんですけど、一発録りだったので、撮影のときにかなり集中していたんですよ。だから完成版を見たときに、みんながどんな動きをしていて、どういう表情で演奏していたのかっていうのが、映像でありありと見られて楽しかったです。それが、なんとも不思議な感覚で、ひとつの状況のなかにもかかわらず、すべてを見られるという・・・・・・。

ジェットセイヤ(以下、セイヤ):僕は、ドラマーとしてうれしかったですね。演奏するときの位置の問題なんですけど、だいたい4人バンドの映像の場合、どうしてもドラムは奥にいるのであまり映らないんです。それが今回の映像だと、左を見るとドラマーがいて・・・・・・まぁ、自分なんですけど、右を見るとギターの進太郎がいて、という感じで自分の意思で見たいところを見られるのが、とにかくいいなと思いましたね。

牧:同時進行で視点を変えられるのは楽しかったね。


牧 達弥さん(Vo/G)

――その点はVRならではの面白さですよね。個人的には、映像の途中で柳沢さんが前に出てきたときは本当に驚きました。

進太郎:あそこは自分でも映像を見ていてビックリしました(笑)。見ている人はビックリしてテーブルとかにぶつからないように気をつけてほしいです。

牧:たしかに、手をガーンってやりそう。ゴーグルをつけてヘッドホンしてるからか、すごい没入感だったよね。


柳沢進太郎さん(G)

「演奏以上にビックリしたのは前後の動き」(牧)


今回の撮影で使用されたカメラ。VR映像を見る際の視点となる場所にマネキンを置き、目線にあたる部分に360°撮影可能なカメラがセットされている

――そもそもの話ですが、あの映像はどうやって撮影されたものなんですか?

牧:それが意外なほど、普段のミュージックビデオの撮影とあまり変わらなかったんです。実際にああいうスタジオで撮影したんですけど、視点の元になる定点の場所に、目のあたりにカメラがセットされたマネキンが置かれていて、そのほかに普通のカメラがいくつかあるくらいでしたね。

――演奏後に牧さんが、とある失敗をしていましたが、あれはいったい?

牧:あれはただのミスです(笑)。

――あえて、撮り直しをしなかったんですね?

牧:そうなんです。決めごとを極力減らして、なるべくリアルな部分を出していこうっていうのがコンセプトで。むしろ、仮想世界をよりリアルな世界に感じてもらうためのちょっとしたスパイスになったんじゃないかなと・・・・・・偶然の産物ですけどね(笑)。

――見どころはどのあたりだと思われますか?

牧:演奏を見てほしいのはもちろんなんですけど、演奏以上にビックリしたのは前後の動きでしたね。前に出てグッと近づいたときに、本当に声が出そうになって(笑)。

進太郎:わかる。本当にすごいよね。個人的には、かなり細かいテクニックを駆使して演奏しているので、そこをしっかり見てほしいですね。とくに終盤のアウトロのあたりで、けっこう難しいカッティングのあとにフロントピックアップに変えて、エフェクターを踏んで、リフを弾くっていう、なかなか大変なことを一瞬でやっているので、慌ただしい僕をチェックしてもらえるとうれしいです(笑)。

「1曲だけなのに見終わったときの充実感があった」(進太郎)


撮影風景のひとコマ。映像や音のバランスを細かく調整していく

――あの距離感で演奏シーンが見られるのは貴重な体験ですよね。

セイヤ:そうなんですよ。当たり前ですけど、メンバーひとりずつやっていることは違うので、細かいところまで何度でも見てほしいですね。

進太郎:あと、1曲だけなのに見終わったときの充実感があったよね。

セイヤ:あったね。


ジェットセイヤさん(Dr)

進太郎:長く感じるわけではないけど、満たされた感じというか。

牧:僕たちのミュージックビデオとしても、メンバーがずっと写っているのは初めてのことじゃないかな。

プリティ:そういえば、そうだね。やっぱり最初に観るときは、ひとりになれる部屋で見てほしいかな。こちらは、バーチャルの世界へようこそっていうテンションでやっているから、「どうだった?」って聞かれたら「よかった!」ってちゃんと答えてもらって。

セイヤ:声に出しちゃうんだ(笑)。

プリティ:そうじゃないと、最高の没入感は得られないと思うんだよね。曲の途中でも、「めっちゃいいな〜」とか、どんどん声に出してもらいたいです。


長谷川プリティ敬祐さん(B)

――今回のVR映像に「サウンドエスケープ」を選んだ理由は?

牧:まず漠然と、映像を見て、曲を聴いてもらうことで、ホッとしたり、ストレスを発散したりできるものにしたいなと思っていたんです。それで、音と一緒に逃避行しよう、というテーマの「サウンドエスケープ」なら、VRの世界へトリップする感覚とリンクしているんじゃないかなと考えて選びました。

――「うたパス」でVR映像を楽しむみなさんに向けて、メッセージをいただけますか?

牧:たくさんのお客さんがいるライブも音楽の楽しみ方のひとつだと思うんですけど、今回のVR映像のように自分ひとりで、その空間を独り占めできるというのも新しい楽しみ方だと思うんです。限りなくリアルに近い世界で、僕たちの生演奏を楽しむという新しい感覚をぜひ味わってほしいですね。あと、視点を自由に変えられるので、見る度に発見があると思うから、何回でも見てもらえるとうれしいです!

スマホでミュージックビデオを作りました(セイヤ)

――急に話は変わりますが、携帯電話やインターネットの利用法などについて伺いたいのですが、音楽制作においてスマホを使用することはありますか?

牧:使うのは普通のメモと、ボイスメモですね。歌詞をメモで書くことも多いですし、思いついたメロディーをボイスメモに鼻歌で入れたり、ギターを弾いて録音したりすることもあります。

――それをもとに、実際に曲に仕上げていくんですか?

牧:そうですね。ボイスメモに入れたメロディーとかを聴きながら、PCで形にしていくことも多いです。もはや、僕にとってスマホは録音機材のひとつですし、生活するうえでいちばんの必需品かもしれませんね。


牧達弥(Vo/G)さんが実際に使用しているスマホのホーム画面を特別に掲載。Twitter、InstagramといったSNSアプリに加えて、インタビューに出てきたメモやボイスメモ、音楽関連アプリも

――音楽制作にかかわらず、よく使うアプリやお気に入りのウェブサイトはありますか?

セイヤ:この前、「Ready Steady go!go!」という曲のミュージックビデオをスマホでつくったんです。カメラで動画を撮影して、「Perfect Video」っていうアプリで全部編集して、ひとりで55秒の映像作品をつくりました。

――ひとりでつくるのは大変でしたよね?

セイヤ:大変でした。でも、そのアプリを使うと簡単に色味や再生スピードを変えられるので、意外とラクな部分もありましたね。

牧:スマホ1台でそこまでできちゃうのはすごいよね。

進太郎:もちろん、ミュージックビデオをつくったのはすごいことなんだけど、セイヤさんの場合、スマホだからつくれたわけで、パソコンだったら難しかったっていうのもすごい話だなと思うんです。

セイヤ:パソコンだったら完成してないね。

――それはどういうことですか?

進太郎:スマホならではの直感的に操作できるっていうのがけっこう大きくて、パソコンは全然使えないんですよ。そもそもセイヤさんは、本当にポンコツなんじゃねぇかっていうくらいアナログ人間なので、よくできたなって思うんですけど(笑)。

セイヤ:パソコンは本当にわからないんですよ(笑)。最近、また遊びで動画をいくつかつくったりしてるんですけどね。

進太郎:僕は「mimiCopy」っていうアプリをよく使います。曲を再生すると、ピッチ(音の高さ)を変えずに遅くできるんです。通常、歌の部分を遅くすると声が低く間延びした感じになりますけど、これを使うとそうならなくて。遅くしても音の高さが変わらないので、ギターソロの部分とかも一音ずつわかりやすくなるから、アプリを使って、この曲ってこうなってたんだーって分析したりしています。

プリティ:僕もセイヤと同じでアナログなタイプなので、あまりアプリとか使えないんですけど、著作権が切れた小説が読める「青空文庫」っていうサイトは移動中とかに見ることが多いですね。

「中学のとき、父親のケータイを借りて友だちとメールしてた」(プリティ)

――では、初めて携帯電話を持ったのはいつごろですか?

牧:僕は高校1年のときですね。

セイヤ:オレも同じだ。

プリティ:一緒だわ。

進太郎:みんなの3歳下ですけど、僕は中学1年のときでした。

牧:早いな!

セイヤ:3歳違うだけでそんなに変わるんだ。

牧:僕は、母親から「ここの高校に入らないとケータイを買ってあげない」って言われたので、ものすごいがんばって受験して手に入れたので、思い出に残っていますね。

プリティ:僕も同じで、母親から「高校に入ったら買ってあげる」って言われたんですけど、受験で失敗してそもそも高校に入れなかったんですよ。でも、買ってもらいました(笑)。

牧:そのエピソードいる(笑)?

進太郎:気まずい(笑)。

プリティ:母親は、高校に落ちて、携帯もなしだとあまりにもかわいそうだと思ったんでしょうね(笑)。

牧:うちらのときは、中学で持ってたらヒーローというか。

セイヤ:でも、中学のときって必要なかったよね。

牧:いやいや、彼女とかできたら必要だったんだよ。だって中学のとき、パソコンなかったから、母親のケータイで女の子と連絡とってたからね(笑)。全部、バレちゃうから送信したらすぐに削除して。

セイヤ:それ、母親が持ってるときに受信したら気まずいよね。

プリティ:僕は父親のケータイを借りて友だちとメールしてたから、逆に父親の見ちゃいけないものを見ちゃって(笑)。

全員:(笑)

牧:それはイヤだなー。

進太郎:すごい話ですね。もう普通に中学生から持っていて当たり前だったから、ちょっと時代が違うかも。まだガラケーだったけど、折りたたみでパチッてボタン押すと開くのがうれしくて。

牧:それ持ってた。あと、着メロから着うたになって、革命が起きた! みたいな感じあったよね。

進太郎:テスト中に鳴っちゃったりして(笑)。

プリティ:そのころ、着うたをめっちゃつくってたわ。

牧:つくってたね。着信するとき、人によって曲を変えたりして。

進太郎:それやってた。

セイヤ:いろいろ懐かしいな。

――その当時は、携帯電話をどんな使い方していましたか?

牧:なにしてたんでしょう。気になった海外のバンドのことを調べたり・・・・・・調べものくらいかな。

進太郎:LISMOはすごい使ってましたね。めちゃくちゃ音楽聴いてた。

牧:わかる。あと、LISMOのCMで流れてた宇多田ヒカルさんの「Keep tryin’」が超好きで。

セイヤ:CMも毎回よかったんだよ。

進太郎:とにかくあのキャラクターがかわいい。グッズ欲しかったからね。

プリティ:ちょっと褒めすぎじゃない?(笑)

VR映像はうたパスのサイトで独占配信中!
【go!go!vanillas in VROOM】
うたパスLIVE streaming/VROOM特設サイト
※うたパスアプリから視聴いただけます。

★プレゼント★
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ダンボール製のVRゴーグル「ハコスコ タタミ2眼」に、go!go!vanillasのメンバー全員がサインを入れたハコスコを2名様にプレゼントします。詳細は下記をチェックしてください!

サイン入りハコスコ
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<RELEASE INFORMATION>

go!go!vanillasのニューアルバム『FOOLs』が7月26日にリリースされます! アルバムの聴きどころを牧さんに語ってもらいました。

牧:『FOOLs』は、いままでの作品のなかでいちばん振り切ったものに仕上がりました。僕たちが好きな音楽はもちろん、音楽バカとしてあふれんばかりの音楽愛を詰め込んだアルバムになっています。そもそもバカになることって、振り切ってなにかに注力できることや、夢中になれることだと考えているので、僕たちの曲を聴いて、日常生活をさらに楽しいものにしてもらいたいなと強く思っています。

今回のVR映像で演奏した「サウンドエスケープ」もそうですけど、仕事の息抜きにVR映像を見ることでリフレッシュしてもらって、さらにいい仕事ができるように、っていういい刺激になってもらえるとうれしいですね。

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