ネット接続型家電の企画・開発を手掛けるCerevo(セレボ)のスマート・スポーツ用品ブランド「XON(エクスオン)」が、その第1弾アイテムとしてスノーボード・バインディング「SNOW-1(スノウ ワン)」を発表した。
「SNOW-1」は、左右それぞれの足元に4カ所、合計8カ所に荷重センサーを搭載。装着したスノーボーダーの荷重の掛け具合や、重心位置を計測し、さらにボードの前後2カ所に搭載した曲げセンサーが、スノーボード部位別の”しなり”も検知する。
これらのデータはBluetoothでスマートフォンにリアルタイム転送され、滑走中の情報を可視化。自身のデータをその場で確認しながら練習することで、スノーボードのさまざまなテクニックを習得し、上達することができる、という仕組みだ。
当然、滑走中の”ながらスマホ”は厳禁だが、このアプリは滑走動画にセンサーの計測データを重ねることもできるため、自身の滑りと数値データを同画面上で確認し、滑走中の良し悪しをピンポイントで把握、即改善することができる。
また、バインディング本体には、荷重に反応して発光する高輝度LEDストロボが仕込まれていて、荷重やボードのしなりが閾値を超えたときに発光するようになっている。これにより、滑走中に目視で荷重を確認できるほか、ゲレンデで目立つための演出にも使えそうだ。
米国での販売価格は400~600ドルを予定。日本では今年中に販売が開始されるそう。通常のバインディングよりも高額だが、レッスン費用込みの最新ガジェットと考えれば、決して高い買い物ではない!?
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