スマートフォンとともに普及したフリック入力は、文字入力方式の革命といっても過言ではないだろう。「お」という文字を打つために「1・5」と入力するポケベル時代から始まり、一般的なガラケーでは、「あ」を5回連打して「お」を呼び出していた。ところが、フリック入力は、「あ」に指を置いてスッとスライドさせるだけ。より正確で、かつスピーディーな文字打ちを可能としたフリック入力が支持されるのは当然といえる。
そんなフリック入力だが、パソコンを使う人なら、実はキーボード入力できたら嬉しいと思う人は多いのではないだろうか。フリック入力の強みとして「予測変換機能」などが挙げられるが、パソコンでも「Google日本語入力」という文字入力ソフトでは同機能が搭載され、もはや予測変換がスマートフォンならではの強みではなくなってきた。特に、長文を打ちたい人なら「キーボードが使えたらもっと便利なのに」と思ったことはあるはずだ。
スマートフォンでのキーボード入力をサポートするアイテムとして、携帯可能な「コンパクトキーボード」があるが、今回はその中でも特にお薦めのアイテムを紹介したい。
上海問屋からリリースされた「DN-11688」は、Bluetooth接続の無線キーボード。大きさは縦60ミリ×横110ミリだから、イメージとしてはスマートフォンと同程度、あるいはそれよりひと回り小さい感じだろうか。キーボード上にはタッチセンサーを搭載し、この上を指でなぞる・押すなどしてマウスとして使用できる。もちろん右クリックにも対応している。
この「DN-11688」が優れているのは、パソコンにも使える点。つまりパソコンを、テレビのリモコン感覚で操作することが可能となる。スマホにパソコンに、さまざまなシチュエーションで活躍してくれるであろうことをうかがわせるアイテムだ。
重量は70グラム。iPhone6が129グラムだから、断然軽いことが分かる。持ち運びが苦にならないから、とりあえずカバンに忍ばせておき、使いたいときだけ取り出すのも悪くない。
参考情報(外部サイト)
上海問屋、タッチマウス搭載コンパクトキーボードを発売/[エムディエヌ・デザイン・インタラクティブ]
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