スマートフォンにはケースをつけたくない、という人は少なくないはず。そういった人の理由の大半が、ケースを装着するとかさばるし、そのデザインを損なう! という点だろう。
だが、ケースが保護機能だけでなく、スマホライフを拡張してくれる機能を持っていたら? 「inkCase i6」はまさにそんな画期的なプロダクトだ。スマートフォン本体をしっかりとカバーしてくれるのはもちろん、背面に配されている電子ペーパーが、サブスクリーンの役割を果たしてくれるのだ。
inkCase i6は、装着するとBluetoothを介してiPhone6に接続。専用アプリを使って背面に天気予報やニュース、メールやメッセージなどを表示したり、もちろん電子書籍を読むこともできる。お気に入りの画像を表示してiPhoneをカスタマイズしてもいい。モノクロ表示だが、メールやニュースなどのテキストを読むには十分だし、電子ペーパーなので強い日光の下でも読みやすさは抜群だ。
最大の魅力は本体をオンにしなくても表示できるので、iPhoneのバッテリーを節約できること。inkCase i6自体に充電でき、こちらを常時表示にしておけばメッセージや更新情報が届くたびにiPhoneのスクリーンをオンにして電池を消耗することなく、情報を逃さず手に入れることができるわけだ。
4.3インチのスクリーンを持つこのinkCase i6は、今年3月にバルセロナで開催されたMobile World Congressで発表され、6月には発売開始の予定。iPhone6の大画面をデュアルに活用できるようになる日はすぐそこだ。