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【入門編】1億人のユーザーがいる「Evernote」。どんな使い方がある?

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昨年、全世界のユーザー数が1億人を突破したという「Evernote」。日々の備忘録を書き加えたり、仕事に関する資料を保存しておいたりと、1億人のユーザーはそれぞれ、その人なりの使い方をしている。

実は筆者、Evernoteの名前を知っていても、これまで1度も利用したことがない。そんな初心者でも、Evernoteは手軽、かつ便利に使えるものなのか? 実際にアカウントを取得し、どんな利用の仕方があるのか探ってみた。

アカウント取得は、たったの1ステップで完了

まずパソコンでEvernoteのウェブサイトにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力。アカウント登録に必要なのはこれだけで、その直後から利用が可能だ。また、App StoreやGoogle PlayといったアプリストアからEvernoteのアプリをダウンロード、インストールし、スマートフォンやタブレットと同期させることもできる。

ネットがつながる場所ならどこでも読み書きできる

Evernoteはその名のとおり、ITデバイス上で「ノート」をつくることができるウェブサービス。ノートにテキスト入力したものをクラウドサーバー上に保存しておけるほか、PDFなどのドキュメントファイルや撮影した写真を保存できる。となると、自宅や職場でパソコンから書類をEvernoteに保存しておき、外出先でそれを読みたいときにEvernoteのアプリで閲覧、さらには加筆することもできるというわけだ。

「たくさんノートをつくってしまったら、どこに何があるか分からなくなってしまいそう……」。そういった声もあるかもしれないが、デスクトップ版・アプリ版共に、画面上部にある検索窓からキーワード検索できるのでご安心を。また、それぞれのノートはタグ付けができ、作成時にノートのいちばん上にあるタグ部分にキーワードを入力しておくと、読みたいノートが見つけやすくなる。

複数のノートを取りまとめる「ノートブック」

さらに、Evernote上に保存した数々のノートを整理するには、「ノートブック」をつくることがオススメ。複数のノートを取りまとめるもので、パソコンからデスクトップ版にアクセスする場合は、「ノートブック」横にあるドロップボタンを押し、「新規ノートブックの作成」を。アプリの場合は左上の「ゾウ」のアイコンを押し、「ノートブック」→「ノートブックの作成」を選択することで作成できる。


「ノートブック」→「新規ノートブックの作成」で、複数のノートをまとめるノートブックの作成が可能

活用例としては、ゴルフを趣味にする人が「ゴルフ」というタイトルのノートブックをつくっておき、その下に「ドライバーの注意点」「パッティングの注意点」というようなプレイ・練習中に気付いたことを記したノートを、さらにスコアカードの写真などを保存するといった使い方ができる。

Evernoteには、まだまだ使い方の幅がある。次回以降も便利な利用法をご紹介したい。

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