国内初、ハイレゾ対応イヤフォンを同梱!
2016年6月、au 2016夏モデルのAndroidスマートフォンの新機種「HTC 10 HTV32」が発売される。
ディスプレイは約5.2インチ。メインとサブの両方に光学式手ブレ補正機能を採用するなどカメラ機能も充実
ボディカラーは写真の「カメリア レッド」のほか、「カーボン グレイ」「トパーズ ゴールド」の計3色展開
このモデルはHTCスマホのなかでもフラッグシップ機として位置付けられており、カメラ機能など様々な面で従来機から大幅な進化を遂げている。特に注目すべきは、ハイレゾ対応をはじめとするオーディオ機能の充実ぶりだ。
ハイレゾに対応していること自体は、最近のスマホでは珍しいことではない。事実、「HTC 10 HTV32」を含むau 2016夏モデルのスマホ全7機種中、5機種がハイレゾ対応となっている。そのなかでも「HTC 10 HTV32」の特筆すべき点は、ハイレゾ対応のイヤフォンを同梱していることだ。これは日本国内で発売されるスマートフォンにおいて初めてのこととなる。ハイレゾ対応のイヤフォンは決して安価なものではない。それが同梱されているというのは実にすごいことである。
同梱のイヤフォン。見た目は普通だが、中身はれっきとしたハイレゾ対応だ
購入してすぐにハイレゾ音源を楽しめる
そもそも、「ハイレゾ」とはなにか? 「ハイレゾ」とは「ハイレゾリューション(高解像度)」の略であり、「ハイレゾ音源」といった場合、「解像度の高い音源」を意味する。
これまでハイレゾというと、一部のオーディオマニア向けという印象が強かったが、ハイレゾ対応のスマホの普及により、敷居がぐっと下がった。ただ、スマホ自体がハイレゾに対応していても、普通のイヤフォンではハイレゾ音質を楽しむことはできず、せっかくのハイレゾ音源も宝の持ち腐れだ。ハイレゾ対応のイヤフォンを別途用意する必要があるが、もちろんそのためには手間も費用もかかる。その点、ハイレゾ対応イヤフォンが同梱されている「HTC 10 HTV32」なら、購入してすぐに高音質なハイレゾ音質を楽しめるというわけだ。
なお、ハイレゾに関する詳細やハイレゾ音源の楽曲の購入方法などについてはこちらの記事を参照してもらいたい。
実際にハイレゾ音源の楽曲を聴いてみると、MP3など従来の音源との音質の違いは歴然
「HTC 10 HTV32」には「パーソナルオーディオプロファイル」という機能があり、音の聴こえ方を好みのチューニングに設定することができる。
ガイダンスに従って選択するだけで好みの聴こえ方に設定できる「パーソナルオーディオプロファイル」
スピーカー再生時も、いい音で
「HTC 10 HTV32」のオーディオ機能へのこだわりは、イヤフォン装着時だけにとどまらない。独自の音響システム「BoomSound」により、スピーカー再生時でもクリアな高音質を楽しむことができる。これからの季節、キャンプなど仲間が集まるシーンでともに音楽を楽しみたいときなどに活躍してくれそうだ。
実本体上部には高音域を再生するトゥイーターを、そして本体下部には低音域を再生するウーファーを搭載。それぞれに独立したアンプを備えているので、クリアで迫力あるサウンドを楽しめる
なお、日本国内初のハイレゾ対応のイヤフォン同梱に加え、急速充電Quick Charge™3.0対応の専用充電器とType-C対応ケーブルも同梱している。こちらはau初のこととなる。
このように、オーディオ機能にとことんこだわった「HTC 10 HTV32」。音楽好きにとってはこのうえなく魅力的なスマートフォンであるといえるだろう。あえて難点を挙げるとするならば、一度ハイレゾ音源の素晴らしさを体験してしまうと、普通の音源に戻れなくなってしまうかもしれない、ということだろうか……。
関連リンク
HTC 10 HTV32 詳細はこちら
プレスリリース;『選べて、イイコト』音楽をもっと楽しめる!国内初!ハイレゾイヤホン同梱した「HTC 10」を6月10日より発売開始
HTC
au +1 collection
※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
関連記事リンク(外部サイト)
広報担当者を直撃! au2016年夏モデル、新機種の特徴を総まとめ
スマホでも聴ける!! CDの約1,000倍音がいい「ハイレゾ音源」とは?