走った距離やルートをスマートフォンのGPSで記録したり、日々の走行データをスマートフォンのアプリで仲間と共有したり、走っている途中で見つけた絶景をスマートフォンで撮影してSNSに投稿したり・・・・・・。もはや「ランニング」と「通信」は切っても切れない関係です。
そこで、魅力的なランニングコースを紹介するWebサービス『Runtrip』と、KDDIがお届けるするデジカル系情報マガジン『TIME & SPACE』がコラボレーション。「ランニング」と「通信」をテーマにした企画を様々な切り口でお届けしていきます。
今回は、2016年より新たに設けられた8月11日の「山の日」にちなんで、 “富士山トレイルランニング”がテーマ。『Runtrip』のコースディレクターのひとりであり、ランニングインストラクターとして活躍する浦谷美帆さんによるレポートをお届けします。
こんにちは。ランニングインストラクターの浦谷美帆です。
7月下旬、富士山に行ってきました! 富士山は一生に一度は登りたい日本の最高峰として知られていますが、ランニング上級者のあいだでは脚力や心肺機能を鍛えるトレーニングスポットとして人気があるんです。
そこで今回は、装備を極力軽くしたトレイルランニングスタイルで山頂を目指してきましたので、その模様をレポートしたいと思います!
小型で軽量のザック、グリップ性の高いトレイルランニングシューズ、水分補給のためのハイドレーションシステムが、トレイルランニングの”三種の神器”
ちなみに、富士山ではスマートフォンや携帯電話を使えるって知ってました? auはここ数年、登山者の安全と快適のために、登山道はもちろん、途中の山小屋や山頂の電波状況を整備しているとのこと。そこで今回は、auのスマートフォンを持って、ところどころでスマートフォンが使えるかをチェックしながら、山頂を目指すことにします。
富士宮口五合目。標高は4つの登山口のうちもっとも高い2,400m
富士山には大きく分けて4つの登山ルートがありますが、今回私が登ったのは静岡県側の富士宮ルート。4つのなかで、もっとも標高差が少なく(約1,376m)、距離も最短(約11.3km)のルートです。
麓から出る専用バスで五合目まで登り、雲の切れ間に見える山頂にワクワクしながら、いざ山頂へ向けて出発!
トレイルランニングと言っても、常にハイペースで走っているわけではなく、登りは小走りか早歩き程度。平らなところや下りなど走れるところでは気持ちよくスピードを上げていきます。もちろん、登山者を見かけたらスピードを落としたり、あいさつをしたりなど、周囲への配慮も欠かせません。
高度が上がるほどに薄れゆく空気のなか、頭を上げた先にぼんやり浮かぶ次の山小屋までは六合目、七合目と等間隔に配置され、どの山小屋も人情に満ちた接客を受けられることで気分がリラックス。
各山小屋ではauのステッカーを発見! 実際、山頂までのすべての山小屋周辺でauがつながっていることが確認できました。
出発時は薄曇りでしたが、八合目、九合目と標高を上げていくうちに、空を覆っていた雲が去り、青空が広がりました。
そしてついに・・・・・・
富士宮口頂上に到着!
富士宮ルートのコースタイム(歩いて登った場合の平均所要時間)は約6時間15分ですが、今回の所要時間は3時間ほど。一般的な登山者の半分以下の時間で山頂までたどりつくことができました。
ただ、冒頭でも言ったように、トレイルランニングスタイルで富士山に登るのは、あくまでも上級者向け。急激に標高を上げると高山病の恐れがあります。一般の登山者はたっぷり時間をかけて、そして途中の山小屋で一泊するなどして、焦らずゆっくりと山頂を目指しましょう。
山頂でもauはバッチリつながっていました!
さて、ひと休みしたところで、山頂を周回する「お鉢めぐり」へ。ここまでひたすら続いた上りから開放されるのもこのときです。
お鉢めぐりとは、富士山頂の火口をぐるっと一周するトレッキングコース。距離は一周約3km。歩いた場合の所要時間は約1時間半ですが、走り慣れたランナーならその半分以下の時間で気持ちよく走れます。
お鉢めぐりの途中には「剣ヶ峰」があります。標高は3,776m。正真正銘、日本国内の最高地点です。
ここでもauがつながっていて、ちょっとびっくり。日本最高峰にたどり着いた感動を、いますぐこの場で、SNS等でシェアすることができますね。
ちなみに、私は最近『ポケモンGO』にハマっているのですが(笑)、なんと登山道や山頂でもポケモンをゲットすることができました。山頂のゴツゴツした岩のまわりでは岩石ポケモンが出たり、疲れて眠気が襲う場所だからか(?)催眠ポケモンが出たり……。ともあれ、富士山という極地で『ポケモンGO』を楽しめるのも、電波が届いているからこそ、ですね♪(もちろん、歩きながらや走りながらのプレイは危険なのでやめましょう)
山頂の火口付近には、「ここは本当に日本なの?」と思うような絶景が広がっていました。この美しい景色を眺めているだけで、疲れも吹き飛びます。
ひと通り山頂を堪能したところで、そろそろ下山しましょう。
九合目、八合目、七合目と標高を下げていくうちに、あたりは濃霧に包まれていきました。やっぱり山の天気は変わりやすいですね。
そしてゴ〜〜〜ル!! 無事に富士宮口五合目に戻ってきました。
標準的な下りのコースタイムは約5時間ですが、今回の下りの所要時間は1時間半ほど。やっぱり下りのほうがスピードを出せますし、下りを気持ちよく駆け抜けることこそがトレイルランニングの醍醐味ですね。ただ、富士山ではゴロゴロと大きな岩や小さな砂利が続くので、常に緊張感を持ったほうがいいでしょう。
今回のルートマップや拠点情報は『Runtrip』に掲載していますので、興味のある方はそちらもぜひチェックしてみてくださいね。
Runtripとは?
魅力的なランニングコースがかんたんに見つかるWEBサービス。サーファーがいい波を求めて旅をするサーフトリップのように、ランナーがいい道を求めて旅をするスタイル。それが「Runtrip(ラントリップ)」です。
夏Run応援キャンペーン!
抽選で5名様に高性能フィットネスウォッチ「Fitbit Surge」をプレゼント!
この夏、アクティブにワークアウトを楽しみたい読者の皆様を応援して、抽選で5名様に高性能フィットネスウォッチ「Fitbit Surge」をプレゼントするキャンペーンを実施します。ふるってご応募ください!
・応募期間:2016年8月10日(水) 〜 2016年8月25日(木)23:59まで
・賞品、当選者数:Fitbit Surge×5名様
・応募資格:応募には『Runtrip』への会員登録(無料)が必要となります。
※当キャンペーンは『Runtrip』が実施するキャンペーンになります。応募方法、注意事項等は下記URLよりご確認ください。
https://runtrip.jp/campaign?cpid=2
富士山の環境保全に協力して、モバイルバッテリーをもらおう!
富士山を登山中、スマートフォンのバッテリーが切れてしまった……なんてことがないよう、登山中に充電できるモバイルバッテリーはぜひ用意しておきたいもの。
KDDIは、富士山御殿場口新五合目において富士山保全協力金(基本1人1,000円)をお支払い、または登山届を提出した登山者に対して、スマートフォンなど携帯電話に利用可能なモバイルバッテリーを無料で配布しています。この夏、富士登山を計画している人はお見逃しなく!
・実施期間:2016年8月11日(木)〜9月10日(土)※なくなり次第終了となります
・配布場所:富士山御殿場口新五合目「Mt.FUJI TRAIL STATION」入山料支払場所横 インフォメーションブース
・対象機種:AndroidスマートフォンおよびiPhone、iPad (Lightningコネクタ対応のもの)
関連リンク
富士山におけるより安心で快適な登山をサポートする取り組みについて
Runtrip
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