先日発表されたauの2016年春モデルには、スマートフォンからフィーチャーフォンまで、機能や装いを新たにした4機種がラインナップ。それぞれの特徴について、auの広報担当・堀内優里に聞いた。
ユーザー像や利用シーンを見据えた4つのタイプをラインナップ
――まず、今季モデル全般に通じる傾向はありますか?
「auの最近の傾向としては、利用していただく方を具体的にイメージした商品をご提供している点が挙げられます。たとえば昨年末に発表した『DIGNO rafre』は、家事や育児に取り組むママに向けた、世界初のハンドソープで洗えるスマートフォン。年代や性別といった属性だけではなく、”あなたに届けたい”という想いを明確にしています」
――新しく発表された4機種は、それぞれどんな方に使っていただくことを想定されているんでしょう? 機種ごとの特徴とあわせてお聞かせください。
Qua phone(KYOCERA/2月上旬発売予定)
Qua Tab 02(HUAWEI/2月中旬発売)
~2台持ちで真価を発揮! コスパに秀でたスマホ&タブレットの入門モデル~
――auオリジナルのQuaシリーズからは、スマートフォンとタブレットが出ていますね。
「Quaシリーズはauオリジナルプロダクトブランドのベーシックライン。auが企画した商品だから”安心”、auの各種サービスが使いやすくて”心地いい”、今までより”ちょっと未来”を感じられ、より便利で楽しい生活になるように。そんな思いが込められたブランドです。
『Qua phone』は、Quaシリーズ初のスマートフォン。基本機能がしっかりと押さえてありながら、お求めやすい価格帯になっています。スペックがいいものを選びたいけれど、同時に価格も抑えたい。安くていいものを賢く選び、スマホをバリバリと使いこなしている若手のビジネスパーソンに使っていただくことを想定しています。
ボディの薄さはわずか7.9mm。スーツの胸ポケットに入れても気にならないくらいスリムなんですが、発色が美しい金属素材を採用しているのに加えて、安心の防水・防塵・耐衝撃性を備えています。通話時の音質面でも、高音質の『au VoLTE』と、音と振動で相手の声を伝える『スマートソニックレシーバー』を搭載。騒がしい場所でも相手の声をはっきりと聞き取ることができます」
――価格帯も手頃ということで、スマホとタブレットの2台持ちにもよさそうです。
「そうなんです。同じく今季に発売される『Qua Tab 02』とは、壁紙やホーム画面のアプリなどを統一し、端末を持ち替えても違和感なく操作できるようになっています。また、『auシェアリンク』という機能を搭載していて、スマホの画面をタブレット上に表示して操作することができるんです。たとえば電車のなかでタブレットを使って動画を観ているとき、スマホにLINEやメールの着信があったら、わざわざスマホを取り出さなくても通知を確認できるので便利です。
auシェアリンクは、今回4G LTEケータイ(ガラホ)にも対応しました。タブレットとガラホの2台持ちの方にも、ますます便利にお使いいただけますね」
――「Qua Tab 02」は、昨年の夏に発売された「Qua Tab 01」の後継モデルですよね。この機種のポイントは?
「一番の特徴は、高画質と高音質にこだわっていること。10.1インチの高精細ディスプレイは広い角度からコンテンツの画質を最大限に楽しむことができ、映像コンテンツの見やすさを追求しています。また、端末の両サイドにステレオスピーカーを装備し、HUAWEI社が独自に開発したサラウンドシステムを搭載。音が左右から回り込んでくるような聴き心地が得られるんです。動画やゲームなどのコンテンツを堪能できるようにつくられています。
こちらもQuaシリーズとしてお手頃な価格で発売されるので、PCやスマートフォンで動画や映像コンテンツを視聴される方や、タブレットを使いこなしたいと思っている方の入門機種として最適だと思います」
AQUOS SERIE mini(SHARP/1月下旬発売予定)
~女性の手にもすっぽり収まる、プレミアムなコンパクトスマホ~
「この『AQUOS SERIE mini』は、スマホの機能にはこだわりを持っているけれど、大画面サイズのスマートフォンには携帯性の不便さを感じていらっしゃる方。とくに、手の小さな女性にお持ちいただきたい機種ですね。ディスプレイが約4.7インチとコンパクトで、女性の手でもしっかり握れる形になっています。
今回のAQUOS SERIE miniは『高画質ハイスピードIGZO液晶ディスプレイ』を搭載したことで、従来の2倍のコマ数を描画できます。SNSやウェブサイトを見るときは画面をスクロールすることが多いですが、スクロール中でも映像が乱れず、くっきりと表示ができ、快適なレスポンスを実現しました」
――カメラもかなりハイスペックみたいですね。
「そうなんです。このカメラはリコーのGRシリーズに準拠した画質認証プログラム『GR certified』を取得しています。性能について、GRブランドのお墨付きをいただいた形ですね。インカメラには約500万画素のCMOSセンサーを搭載し、高精細画質での撮影が可能です。画角約83度の広角レンズにより、写せる範囲が広く、風景を含めた自分撮り(セルフィー)が自分撮り器具なしでも手軽にお楽しみいただけます」
――ほかにバージョンアップした機能は?
「端末が感情豊かに話しかけてくる『エモパー』という機能がございまして……」
エモパー”おはようございます。1月12日火曜日、6時30分です。今日は雨が降るようですよ。二度寝しないでくださいね”
「こんなふうに、まるで感情があるかのように話しかけてくれるんです。このエモパーもバージョンアップして、画面をトントンとタップして話しかけるだけでメモやリマインドをしてくれる『エモパーメモ』の機能を搭載しています。日頃のちょっとしたことを覚えていてくれてお客さまに合ったタイミングで思い出させてくれるんです」
GRATINA 4G(KYOCERA/2月下旬発売予定)
~家族とのLINEにも対応! ケータイの使いやすさとスマートさを併せ持つガラホ~
――では最後に、GRATINAシリーズの新機種について。
「こちらの機種は、話題の”4G LTEケータイ(ガラホ)”です。携帯電話に求められる操作性と、スマートフォン並みのスペックを両立された商品になっています。
ユーザー層としてはシニア層、40代~60代のフィーチャーフォンを便利に使いたいという男女を想定しています。GRATINAは当社でロングセラーになっているフィーチャーフォンのシリーズなんですが、これまでフィーチャーフォンで慣れ親しんだボタンの押しやすさや、よく使う機能を素早く起動できる『カスタマイズキー』、京セラオリジナル『すぐ文字』『時短検索』に対応したほか、高速データ通信4G LTE、高音質通話VoLTE、クアッドコアCPUを搭載したことで、携帯電話に求められる操作性とスマートフォン並みのスペックを両立させた新しい4G LTEケータイ(ガラホ)です。
また、メッセージや写真のやり取りが簡単に楽しめる『LINE』に対応しています。是非、ご家族や友人とメッセージのやり取りをしていただきたいですね」
――この機種は、先ほどお話しのあったauシェアリンクにも対応しているんですよね。
「ええ。それに、テザリングにも対応していますから、タブレットと2台持ちされるビジネスパーソンにもオススメです。耐衝撃性能も優れていますし、フィーチャーフォンでは最大クラスとなる1,500mAhのバッテリーを使っていて、安心してお持ちいただけます」
――なるほど。年齢層だけでなく、スマホやケータイに何を求めるかによって、人それぞれ選ぶ機種が変わりそうです。使い方をイメージしながら、それぞれの機種情報を確認してみます。本日はありがとうございました!
関連リンク
au2016春モデル NEW SELECTION
auの学割
最新のauケータイ(スマホ)
最新のauケータイ(ガラケー)
※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
関連記事リンク(外部サイト)
2016年、au三太郎の新CMに隠されたナゾ。いくつわかる?
XperiaとGalaxyの2015冬モデル登場! 人気の2機種は何がどう進化した?
世界初「ハンドソープで洗えるスマホ」を実際に洗ってみた結果……!?