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自転車で音楽を聴きたいなら絶対骨伝導! 安全性と快適性を兼ね備えた上位機種に注目

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飲酒運転は論外だが、道路交通規則の一部改正により、傘差し運転や携帯電話、スマートフォンの使用など、自転車の交通ルール違反に対し、厳しい罰則が科せられるようになった。また、地域によって異なるものの、ヘッドホンやイヤホンで(両耳を塞ぎ)音楽を聴く行為も違反対象となっているが、なかなか守られておらず、取り締まりも徹底されていない現状がある。

そんな中、自転車ユーザーを中心に注目を集めているのが「骨伝導ヘッドホン」だ。例えば、神奈川県警のホームページには、「大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聞く等安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと」とあり、さらに道路交通法第71条第6号、第120条第1項第9号に従い、「5万円以下の罰金」が課せられると強調している。

つまり、イヤホンやヘッドホンで”耳を塞ぐ”という行為は、「音によって周囲の状況を把握することができない」と判断されてしまうのだが、その点、骨伝導ヘッドホンの多くは耳を塞がない仕様になっているので、罰則の対象とはならず、かつ安全というわけだ。

そんな骨伝導の技術自体は、数十年前から開発されているが、ここ数年で家庭用の通信機器への導入が盛んになっており、特にヘッドホンは価格帯も幅広く手軽な最新ガジェットとして普及しつつある。安価なものだと2千円前後から購入できるが、最高級カテゴリーに位置する、「TEAC 骨伝導オーバーヘッドヘッドホン FillTune HP-F200」(現在は店舗在庫のみ)は、老舗音響メーカーの製品だけに、トランスデューサーとアンプで骨伝導向けに最適化して出力するなど、音質や使い勝手の良さで評価が高い。

聴覚障害者の方は、左右の耳で症状が異なることが多いが、この「FillTune HP-F200」は、左右のバランス調整機能を備えており、さらに市販のマイクと組み合わせて周囲の音を拾う”補聴器”的な使い方など、さまざまなユーザーのニーズに応えることができるヘッドホンといえるだろう。

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