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LINEにしかできない、新しいテレビ。「LINE LIVE」とは?

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「若者の」という枕ことばさえもいらなくなってきたのではないだろうか。今やコミュニケーション&コンテンツのプラットフォームとして盤石の支持を得ている、ご存じ「LINE」。

“動画元年”と呼ばれるほど多くの動画配信サービスがスタートした昨年から「LINE LIVE」を展開しており、たった1カ月で1,100万UUを突破。スマホで動画コンテンツを楽しむ、一大サービスとなりつつある。そんな「LINE LIVE」の魅力に迫るべく、さっそく専用アプリをダウンロードしてみた。

開始当初から多数の独自コンテンツを展開

LINEを利用していれば追加の手続きなどは不要で、簡単に番組を見ることができる。特徴は、堂珍嘉邦(CHEMISTRY)やflumpoolなどの人気アーティスト、りゅうちぇるやペコなど地上波でもお馴染みの人気モデル&タレント、アイドル級のルックスで話題を広げている女流棋士・竹俣紅など、多くの有名人が公式アカウントを持っており、生放送を行っていること。

「Ustream」や「ニコニコ生放送」でも見られる一般個人の配信も予定されているが、現状は”LIVE is Real”というコンセプトのもと、有名人がテレビでは見られない素顔で視聴者と交流するプレミアムなコンテンツが多いことがわかる。MCとゲストがランチを食べながら語り合う人気番組「さしめし」では、志村けんやタカアンドトシが出演したことでも話題になった。

使い慣れているLINEだからこそのメリット

機能の面を見てみると、コメントを投稿して配信者とコミュニケーションが取れるほか、お気に入りのタレントやアーティストのアカウント(チャンネル)をフォローしておくことで、「LINE」上で番組開始の通知が受けられるのが便利。

アーカイブ機能もあり、見逃した番組をあとから視聴することも可能だが、醍醐味は生放送番組を通じて、気になる有名人とリアルタイムの瞬間を共有できることだろう。LINEでつながっている友だちにも視聴中の番組を通知して、別の場所にいても同じ番組を「一緒に」楽しむことができる。かつての”お茶の間”をネット上で再現できるのは、ネットネイティブではない世代にはかえって新しい感覚だろう。

今後は芸能人以外の人気コンテンツホルダーも出現?

運営元が「LINE」という巨大サービスだけに、「LINE LIVE」も進化を続けるだろう。前出のとおり、今年中には個人の配信も可能になる予定で、いわゆる「ユーチューバー」的な成功を収める配信者も出てきそう。また、EC機能も追加される予定で、たとえば、応援するアーティストが紹介した商品を、その場で購入できるようになるかもしれない。

スマホとともにインフラ化しつつある「LINE」が展開する「LINE LIVE」は、ライブ番組を通じた、新たな情報共有プラットフォームになっていく可能性を秘めている。まずは、ネット上で番組表をチェックして、今から使い慣れておくべきかも。

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LINE LIVE


【ネット系女子!】動画再生回数1億回! かわいすぎる「双子ダンス」で注目のユニット「まこみな」って知ってる?

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まこみな/(左から)まこ、みなみ

いまどきのネットを騒がせている女性たちを紹介する「ネット系女子!」。今回は、動画投稿アプリ『Mix Channel』に投稿した「双子ダンス」動画をきっかけに女子中高生を中心に絶大な人気を誇る2人組ユニット、まこみな。

ピッタリと息の合ったダンスを踊る姿が「かわいい!」「面白い!」と評判を呼び、彼女らを真似て「双子ダンス」動画を投稿する若者が続出。Mix Channelの動画総再生回数は1億回を突破し、ツイッターのフォロワー数は18万人以上(!)。LINE登録者数も20万人を超えるなど、“SNS界の次世代ヒロイン”と呼ばれるほど注目を集めている2人。

今回は、まこみなが一躍人気者になるきっかけとなった「双子ダンス」や、2人の熱い友情について話を聞いた。ちなみにこの2人、実は双子ではありません。

Mix Channelにアップしているまこみなの「双子ダンス」。2人の笑顔が最高にキュート!

「双子ダンス」が生まれたきっかけとは?

こちらが「まこみなポーズ」! かわいい!

――動画投稿ははじめから「双子ダンス」からだったんですか?

まこ:最初は、ダンスではなくて、2人でハモった歌の動画をアップしてました。

――どんな歌だったんですか?

まこ:MONGOL800さんの「小さな恋の歌」です。

――すごくキレイにハモってましたよね! ダンスはそのあと?

まこ:当時、私たちのなかで「まこみなポーズ」っていう決めポーズをつくったんです。

みなみ:面白いポーズだったから、いろんな人に紹介したくて。ダンスと交えたら、みんな興味を持って見てもらえるかもって思いついたんです。

まこ:それで、2人で同じ動きで踊ったダンスを「Mix Channel」に投稿したのが、双子ダンスのはじまりです。

――まこみなさんの動画やブログは見ているだけで楽しさが伝わってきます。

みなみ:本当ですか!? 嬉しい!

まこ:私たちが「楽しい!」とか「面白い!」って感じたものを見てもらいたいです。だから「面白い」って感想がいちばん嬉しいですね。

みなみ:「Mix Channel」やSNSでアップする動画や写真も、ありのままの私たちを見てもらいたいから、変顔もバンバン載せちゃってます。お嫁にいけなくなるかも(笑)。

――2人が動画を投稿している「Mix Channel」って、どんなアプリですか?

まこ:自分たちで撮影した動画を編集したり、好きな音楽をつけて投稿できるアプリです。掲示板機能や「Like!」ボタンがついていて、ファンの人たちと距離感が近いのが特徴ですね。

みなみ:「カップル」とか「踊ってみた」とか、いろんなジャンルがあって、私たちは作った動画によってジャンル分けして投稿しています。

まこ:今はたくさんジャンルがあるけど、私たちがはじめた頃は4つくらいしかなかったよね。

みなみ:うん。私たちが動画を投稿しはじめてから、少し経って「ツインズ」って項目ができたんです。

まこ:「双子ダンス」も、私たちが言い出したわけじゃなくて、見ている人が名付けてくれて、いつの間にかたくさんの人が投稿するようになりました。

――まこみなが「双子ダンス」の生みの親と言えますね。

みなみ:どうなんですかね?(笑)

まこ:そうだったらすごい!

撮影も常にアドリブ。みなみ「どんなポーズにする?」まこ「手、こうやってさ・・・・・・」みなみ「それウケる!」・・・・・・小声の打ち合わせの様子がなんとも微笑ましい

「TIME&SPACE読者のみなさん、こんにちは!」

「いつも仲良しな・・・・・・」

「まこみなです♪」・・・・・・くるくる変わる表情と多彩なポーズに目が離せない!

撮影と動画編集はスマホアプリで

――なぜ動画制作をはじめたんですか?

まこ:高校生のとき、みなみが廊下を疾走している動画を撮影したんです。

みなみ:その動画にBGMを付けてみよう、なにかないかな〜って探していたら「Mix Channel」を見つけて。それを使ってアンパンマンマーチの音楽をつけたんです。それがすごく面白くて、ハマっちゃいました。

――動画は2人で編集してるんですか?

みなみ:まこがやってます!

まこ:「Mix Channel」で公開しているダンスの動画だったら、動画だけで5分とか10分でることが多いです。ものによっては半日かかったものもありますが・・・。

――今も編集はMix Channelで?

まこ:いえ、今は『Perfect Video』というアプリを使ってます。動画のトリミングや色味を変えたり、倍速機能もついていて、このアプリひとつで編集できるんです。 音楽もつけられるので、今はこれで映像をつくってからMix ChannelやSNSにアップしています。音楽を流してダンスを踊って、編集の時にまた音楽をかぶせるという感じです。あと、動画にいろんなフィルターをかけられる『FILTIST』もよく使っています。

――パソコンは一切使わないんですね。

まこ:そうですね。アプリだったらいつでもどこでも制作できるので。

みなみ:私、機械が苦手だから全然できないんです。

まこ:慣れれば簡単にできるよ!

みなみ:できる人はそういうんだよね〜。前、まこの誕生日に動画をつくろうと思ってチャレンジしてみたけど、半日かかったもん。

まこ:そんなに? (笑)

みなみ:いつもまこがつくっている様子を隣で拝見させていただいているんですけど、指先でちょいちょいっと操作して、ハイ完成。本当に尊敬します・・・・・・。

『FILTIST』の編集画面。映像をトリミングしたり、フィルターをかけて色味を調節できる

――2人が携帯を持ちはじめたのはいつ頃ですか?

みなみ:私は高校1年生の時にスマホを買ってもらいました。中学1年生からずーっと欲しいって親にねだって、塾に入ったら買ってあげるって言われたから塾に入ったのに、高校生になるまで買ってもらえませんでした・・・・・・。

まこ:私はお父さんが心配性で、小6から携帯を持たされていました。スマホデビューは中学3年生です。

みなみ:早いね〜。でも、本当に小学生から持ってる子たくさんいたよね。

まこ:ね。学校に持ってきちゃダメなのに持ってくる子がいて、先生に没収されるのを日々見てました。私は真面目だったので持っていきませんでした(笑)。

――最近ではCMに出たり、CDを発売されたりとメディアへの露出も増えていますが、ご家族の反応はいかがですか?

みなみ:最初はやっぱり、心配していました。

まこ:メディアに出て大丈夫なの? とか、デビューも嘘じゃないの? とか。

みなみ:でも活動をみてもらううちに信頼してくれるようになって。今は誰より応援してくれています。

――普段、ご家族と連絡は?

みなみ:LINEで日常のことを報告しあってます。

まこ:私もLINEです。お父さんがご飯食べた? とか、寝坊してない? とか毎日メッセージを送ってくるので、既読無視してます(笑)。

喧嘩をしたから、より深い関係になれた

――お2人が仲良くなったきっかけはあるんですか?

みなみ:高校に入学してクラスが一緒になったのがきっかけです。最初は6人グループで行動していたんですけど、次第にまこといるのがいちばん落ち着くって思って、段々2人で行動するようになりました。

まこ:よく2人っきりになってクラスの片隅や、ベランダで「風が気持ちいいね〜」、「生きてるって感じがするね〜」なんて話をしてました。

――喧嘩をしたことはある?

まこ:ありますよ!

みなみ:女子あるあるみたいな話なんですけど、私が裏でまこの悪口を友達に言っていて、それがバレて喧嘩になったんです。今はひどいことをしたって反省してます・・・・・・。

――どんな悪口を言っちゃったの?

みなみ:まこがほかの子と仲良くしているのを見て嫉妬しちゃったんです・・・・・・。私、まこのことが好きすぎたんですよね。

まこ:2年生の春休み前は、完全に絶縁状態でした(笑)。

みなみ:はじめは、2年生になったらクラス替えでバラバラになるから、絶縁したままでいいやって思ったんです。でも、やっぱりまことは離れたくなくて。それほど私にとって大きな存在になっていたんです。だから、仲直りするために長文メッセージを送った・・・・・・。

まこ:私も、ほとんど同じタイミングでみなみにメッセージを送って(笑)。

みなみ:それで仲直りして、次の日には遊びに行きました。喧嘩をきっかけに、お互いの存在の大切さを再確認できて。今は言いたいことを言い合える、家族みたいな関係になれました。

まこさんは手先が器用でおっとりキャラ、みなみさんはバレエや走ることが大好きな活発キャラと、まるで対照的な2人

友達でいたいから、ひとり暮らしを選んだ

――今は2人とも上京して、それぞれひとり暮らしをしてるんですね。

みなみ:はい。すごく寂しいです。ご飯を食べるのも1人、テレビを見るのも1人。

まこ:2人とも地元が福島県なんですけど、地元がすごく恋しいです・・・・・・。

――仲がいいなら、2人で暮らそうとはならなかった?

みなみ:最初はそういう話をしていました。でも、2人でいすぎたらダメだって気づいたんです。

まこ:私たち、今までずーっと一緒にいたから、会ってもほとんどしゃべらないんですよ。一緒にいて当たり前の存在になりすぎちゃって。

みなみ:そのうち笑顔すらなくなるんじゃないかって・・・・・・。

まこ:だから、会った時にちゃんと喜べるよう、別々に住むことにしたんです。

みなみ:以前より会う頻度は減ったけど、前よりもずっとまこの存在が大切だなって実感できるようになっています。

――お互いを大切に思うからこその決断ですね。お互いについてそれぞれどう思っているか教えてください。

まこ:みなみは、一緒にいて楽しいし、ふざけてあっていても全然恥ずかしくない。一緒にいてすごく楽な存在です。

みなみ:まこと出会ったから、高校生活を楽しく過ごせることができました。もうこんな出会いないってくらい、最高で特別な友達です!

息のあった掛け合いでインタビューに答えてくれたまこみなさん。思わず笑顔になってしまうほど2人の仲良しっぷり。ネットの世界を飛び出して様々な場所で活躍している彼女たちのこれからを、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

10月12日に発売されるまこみな初のCDシングル『てをつなごうよ』。片想いの切なくもドキドキする気持ちを表現しているそう。

まこみな

福島県郡山市出身の“まこ”と“みなみ”からなる。動画投稿アプリ「Mix Channel」に投稿した“双子ダンス”で日本中の女子中高生たちからの圧倒的な支持を集める、SNS界の次世代ヒロイン。7月にユニバーサルミュージックから配信シングル「キミがいてよかった」でメジャーデビューを果たし、10月12日には初のCDシングル『てをつなごうよ』が発売予定。

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まこみな オフィシャルサイト
まこみな Mix Channel
まこみな Twitter

大注目のデジタルジュエリー! スマホは「インスタントタトゥー」で操作!?

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写真提供:MIT Media Lab(撮影 Jimmy Day)

ファッションとデジタルテクノロジーを組み合わせたデジタルファッションは、Appleも注目する新しいジャンルだが、なかでも「デジタルジュエリー」は、ブレスレットやペンダントの形をしたウエアラブルタイプからさらに進化して、シールのようにボディに貼れるタイプが登場している。

MITラボのCindy Hsin-Liu Kao氏が開発中の「DuoSkin」と呼ばれるデジタルジュエリーは、導電性のシートをレーザーカッターでカットして、インスタントタトゥーのように体に貼り付けるだけというシンプルなもの。しかも、人間の体が生み出す電気を動力にできるから、タッチディスプレイのように軽くなぞるだけでスマートフォンなどのデバイスを操作することができる。まるで皮膚の一部のように体になじむうえに充電が不要で、不要になったら剥がすだけでいい。

写真提供:Microsoft Media/MIT Media Lab

デザインはコンピュータで自在に変えられるから、その日の気分やスタイルに合わせていつも新しいジュエリーが楽しめる。コストもそれほど高くないが、繰り返し使うこともできるという。現在開発中のバージョンは、シートをゴールドやシルバーにしてジュエリーっぽく見せられるようにしているが、次のバージョンではシートの中に細い電線を通して、動きに合わせて光り輝くデジタルジュエリーにする予定だ。

写真提供:MIT Media Lab(撮影 Jimmy Day)

ほかにも「DuoSkin」の使い方として、ICチップと組み合わせてIDチェックや電子決済をするといったスマート認証システムにするというアイデアもある。タッチするだけで認証できるから、手ぶらで楽しみたいライブやクラブなどでお洒落なチケットとして使われるようになるかもしれない。たとえば、耐水性にできれば海やプールといった肌の露出度が高いシーンで使えるようになり、そうしたところからもデジタルジュエリーがスタンダードになりそうだ。

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Cindy Hsin-Liu Kao
DuoSkin | MIT Media Lab

タコです! ・・・・・・ロボット開発の最新トレンドは「やわらか系」?

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写真提供:Lori Sanders/Harvard University

ロボットと聞くと、硬くてぎこちない動きをする無機質な物体のイメージがあるけれど、これからは、触るとぷにゅっとした感触で、まるで生き物のようにしなやかに動く”やわらかロボット”がトレンドになるかもしれない。

ハーバード大学が開発している「Octobot」は、その名のとおり、見た目はタコのような手のひらにのるサイズのロボットで、触るとぷにぷにするやわらか素材が使われていて、ゆっくりカラダをくねらせながら動き回る。ロボットを動かす回路まで特殊な液体状の素材でできているので、ぎくしゃくした動きにならないのが特徴だという。

作り方もこれまでのロボットとはまったく異なり、3Dプリンターで出力したタコ形のボディの中に針を使って少しずつ液体状の回路を注入していくという方法が使われている。ロボットを作るというより、新しい生命体を作る手術のようだ。

さらに動力源もユニークで、消毒に使われるオキシドールと同じ過酸化水素をもとにした液体燃料でガスを発生させ、それをチューブ状になっている回路の中に送り込んで動かすというもので、電気はまったく使われていない。そのためか動きも独特で、カラダをゆっくり膨らませたり縮ませたりしながら、コントローラーなどを使わず自分で動き回ることができる。

今、こうしたウェットウエアと呼ばれる生物工学の研究を組み合わせた “やわらかロボット”の開発があちこちで進められている。衝撃に強く、周囲にあるものを壊したり、傷つけたりしにくいので、人と一緒に活動するロボットとして最適というわけだ。しかも、しなやかに動けるので、細い曲がりくねった場所でもスムーズに動き回れる。家の中やオフィスはもちろん、たとえば長い管の中にある障害物を探索したりするといった、特殊な場所を探索するロボットにもこの技術は応用できる。

カリフォルニア工科大学で研究されているやわらかい駆動機構 写真提供:Dennis Kochmann / Caltech

「Octobot」を開発しているMichael Wehner氏は、「やわらかロボットの可能性は無数にあり、動力源や構造もできるだけシンプルなものを目指しているので、今後あらゆる場所でさまざまな形のロボットが作られるだろう」とコメントしている。

同じようなやわらかロボットは、ワルシャワ大学でも研究が進められていて、尺取り虫のような形と動きをする小さな回路が開発されている。回路は光に反応して動くようになっていて、いくつもつなげて動かすことができる。折り曲げたりねじったり、さまざまな形状にしやすく、見た目よりもパワーがあるので、ヒト型ロボットやサイボーグをより人間らしく動かせるようになるのではないかと期待されている。

ワルシャワ大学が研究する尺取り虫ロボット 写真提供:Faculty of Physics, University of Warsaw

映画『ターミネーター』では、殺人マシンの皮膚がはがれると、中から金属の部品がむき出しになるというシーンがあるが、 “やわらかロボット”の開発が進めば、多少壊れても見た目にはまったく本物と見分けがつかないものができるようになるのかもしれない。

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The first autonomous, entirely soft robot-HARVARDgazette
The first autonomous, entirely soft robot-HARVARD News & Events
Faculty of Physics Univer-sity of Warsaw
The Utility of Instability | Caltech

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離れて暮らしていても安心! プライバシーを守り、家族を見守る「コンセント」

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社会問題になるほど深刻化している”孤独死”。平成27年の国勢調査によると、全国で暮らす人びとの多くは独り暮らしで、65歳以上の高齢者にいたっては、6人に1人がひとり暮らしをしているのが実情だ。

誰しもが縁遠いと思いたい孤独死だが、この数字を見ると、他人ごとのように考えてばかりはいられない。さらに、高齢者の多くがスマートフォンや携帯電話に慣れていないことや、連絡に気づかなかったり、持ち歩かなかったりと、スムーズなコミュニーションが難しくなり、徐々に連絡を取る回数が減っていくといったケースもある。しかし、万が一のことを考えると不安になる。

そうした悩みを解決すべく誕生したのが、株式会社パワーエレックが開発した「見守りコンセントWiFi-Plug」。この商品は、本体をコンセントに差すだけで、遠方に住む家族のスマートフォンに消費電力などの情報が届くというIoTサービスだ。

プライバシーを守りつつ、安否確認

使い方は簡単で、WiFi-Plugを見守りたい人が住む家のコンセントに差し込み、あとは普通のコンセントと同じように、テレビやスタンドライトなどの電化製品とつなげるだけ。そうすることで、WiFi-Plugが家電製品の消費電力をキャッチし、最大6台のスマートフォンにリアルタイムで使用状況を通知してくれる。たとえば、生活リズムがわかりやすいテレビとWiFi-Plugをつなぐと、何時にテレビをつけたのか、何時に消したのかなど、消費電力で家族を見守ることができるのだ。

見守りたい相手がよく使うものや生活に合わせて、対象の家電製品を自由に変更できるため、個人に合った使い方が可能だ。見守る側も、リアルタイムのモニタリングとクラウドサーバーにデータを保存するため(2年間保存可能)、より確実な安否確認ができる。24時間連続で監視していることになるが、監視カメラのような「見られている」というストレスがないため、プライバシーも守れるという、まさに現代に寄り添ったシステムだ。

危険を事前に把握。遠隔で家電の電源OFFも

さらに、高機能のクラウドサーバーにより消費電力を解析し、長時間のつけっぱなしや停止など不自然な電気使用パターンを察知すると、スマートフォンにプッシュ通知とメールで異常をお知らせしてくれる機能もある。電気火災や家電事故などの事故につながる大電力(1,200w/h)を連続で使用した場合は、お知らせに加え、スマートフォンで家電製品を遠隔OFFすることもできる。また、故障や経年劣化した家電など異常電力を検知した場合には、内蔵ヒューズが電気を強制的に遮断するなど、安否確認だけでなく、万が一の事故からも家族を守る対策がなされている。

お財布にも優しい、月額360円

こうした手軽さと機能性にもかかわらず、費用は本体価格(公式オンラインショップでは9,590円)と月額料金の360円のみと、お財布にも比較的やさしい。設置が面倒・プライバシー問題・価格が高いなど、従来の見守りサービスのイメージを刷新するWiFi-Plug。いつ来るかわからない”もしも”のために、まずはできることから準備をしておくことが大切だ。

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株式会社パワーエレック 見守りコンセント Wi-Fiプラグ

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【検証】auの「データお預かりアプリ」がかなり使える! 実際に使って試してみた

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さまざまなクラウドサービスや、ストレージサービスが提供されている昨今。大量の画像や動画などを保存でき、また、それらをいつでもどこでもクラウドサーバーから引き出せるようになったことで、便利さを感じる機会も多い。その反面、「サービスを提供する会社は本当に信頼できるの?」「プランが多すぎて、何がどれくらい保存できるのか、わからない」と不安や疑問を持つ人も多いかもしれない。

そんな声にお応えするサービスであるのが、この夏発売以降のauスマートフォン(スマホ)・タブレット端末で利用できる「データお預かりアプリ」だ。

これまで、auのバックアップサービスには「auバックアップアプリ」「au Cloud」「Friends Note」が存在していた。データお預かりアプリは、それらを統合したもの。これによって、アドレス帳、写真、動画、メール……果てはWi-Fi設定にいたるまで、スマホ端末に関連するさまざまなデータを保存できるようになった(Android端末のみ。iOSは、アドレス帳、写真、動画、カレンダーの保存が可能)。またKDDIが運営するサービスなので、クラウドサービスのセキュリティは心配だという人も、安心して使うことができる。

では、データお預かりアプリは果たしてどれほど便利なものなのだろうか? TIME & SPACE記者が実際に試した。

アプリを立ち上げて最初に表示されるのが、「お預かり空き容量」の画面。通常版は1GBの保存容量だが、auスマートパス会員であれば50GBまで保存できる。一般的にスマホでメール添付するサイズである2MB程度の写真であれば、約2万5千枚の保存が可能だ。

では、画面下部の「預ける」を選択し、実際にデータを預けてみよう。まず、「アドレス帳」「写真」「動画」などと預けるデータの選択画面が表示されるので、チェックボックスをタップし、選択。あとは、「預ける」という緑色の大きなボタンを押すだけ。完了すれば、「以下のデータをお預かりしました」との画面が表示される。なお、データを戻す際は「auスマートパスから戻す」を選択すれば、スマホ本体に再度、保存される。

スマホアプリでは「使いやすいインターフェイス」が重視され、ロングタップでデータを移動させるなど直感的な動作が好まれる。だが、データお預かりアプリの場合は、預けていないデータを自動的に選別してくれるので、ほかのアプリより少ない動きでの操作が可能。そもそも直感的に操作することが難しい年配の人でも、利用しやすい設計となっている。

スマホの容量が足りないからデータを預けるのを控えている、という人もいるかもしれないが、万が一、故障や紛失に遭った際も、あらかじめデータお預かりアプリに保存しておくことでバックアップできる役割もある。海へ山へ、あるいは、海外へと出向くこともあるこれからの季節、大切な思い出を収めた写真、動画などをデータお預かりアプリに保存し、いつまでも残しておきたい。

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データお預かりアプリ

※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

タッチするだけで、その色を再現できるデジタルペンシル「CRONZY」。大人も子どもも、感性を磨く秋に

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写真提供:CRONZY Inc.

スケッチやイラストを描くアプリは、実際に紙に描くのと同じぐらい、いろいろな絵が描けるようになり、海外ではタブレットを使って似顔絵を描くサービスもよく見かけるようになってきた。

アプリの性能が良くなったら、それに合わせて描く道具も良くしたい。そんなニーズに応えるように登場したのが、ペン先でタッチしたモノから色を読み込んで、そのままタブレットやディスプレイに彩色できるデジタルペンシル「CRONZY」だ。服や家具、花に果物など、素材や形にかかわらず、タッチできるモノならなんでも色を読み込むことができて、自分だけのカラーパレットをつくることもできる。製品化を目指して資金を調達するクラウドファンディングのIndiegogoでキャンペーンをスタートしたところ、絵心をときめかせてくれるガジェットだと話題になっている。

写真提供:CRONZY Inc.

デジタルペンシルは、Appleをはじめ、いろいろなメーカーから発売されているが、CRONZYは16万色のカラーバリエーションがあり、色の再現性にこだわっているところがこれまでの商品と大きく異なる。デジタルで絵を描く場合、色の種類は階調で表示されているパレットから選ぶ場合が多いが、微妙なグラデーションまで選べるようになっているので、かえってどれにしようか決めきれないことがよくある。CRONZYは現実にあるモノをパレットにして、ワンタッチするだけでいろいろ選べるから、さっき使ったのはどの色だったかな? と迷いにくくなるのもうれしい。

写真提供:CRONZY Inc.

ペン先もいろいろバリエーションがあって、自分好みの描き心地が手に入れられるようにしているのも人気のポイントかもしれない。最初に目標としていた資金調達額はすでにクリアしており、記事を書いている時点で価格は219ドルからとなっていて、日本からも手に入れられる。

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CRONZY Pen – Indiegogo

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スマホ画面が大きくなっても問題なし!? 親指型スタイラス「指のび〜る」

ネットゲームでもお馴染みの「鯖落ち」。なぜ起こる?

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サバが空から落ちてきた!?

「鯖(サバ)落ち」という言葉を聞いたことはあるだろうか。最近では、ポケモンGOが一大ブームになり、たびたび「鯖落ち」したようだ。もちろん、空から魚の鯖が落ちてくるわけじゃない。「サーバー」=「鯖」につながらなくなることを「鯖落ち」というのだ。

ポケモンGOならずとも、ネットにつなぐ必要があるゲームをしているとき、あるいはメールを送ろうとしたとき、はたまた炎上中の誰かさんのブログを見にいこうとしたときなどに、「サーバーへ接続できませんでした」とメッセージが出て、なーんにも見れない・・・・・・そういう経験は誰にでもあるのではないだろうか。すなわち、それが「鯖落ち」だ。

「鯖落ち」に遭遇したときに、それが自分だけの現象で、「もしやスマホが壊れたんじゃ!?」と心配になった人のために、「ダウンディテクター」なるサイトがある。そこでは、同時刻にどのサーバーに障害が起きているかを教えてくれる。「ダウンディテクター」で障害が報告されていたら、あなたのスマホの故障ではなく、サーバー側の問題だということになり、ホッと安心できるというわけだ。では、いったい、サーバーとはなんなのだろうか。

「ダウンディテクター」のサイト内に表示されているポケモンGOの障害発生マップ。黄色で表示されている地域が、この時点で「鯖落ち」が頻繁に起きているところだ

鯖落ちの原因は長い行列にあり

球技でのサーバーとは、サーブをする人だ。つまり、ボールを相手コートに入れる人。あるいは、レストランでサーバーというのは給仕する人のことで、あなたの注文した料理をテーブルに並べてくれる人だ。同じように、ネット上でのサーバーは、あなたのリクエストを受けると、お望みの情報やサービスをデータベースから選び出し、あなたのパソコンやスマホに送ってくれる専用のコンピュータのことだ。

さまざまなネット上のユーザー(クライアントともいう)がアクセスし、そのユーザーのリクエストに応じ、さまざまなデータやサービスを提供するのがサーバー(イラスト中央のコンピュータ)だ

サーバーにも目的別にいろんな種類がある。WEBサーバーはウエブサイトのデータのやり取りをしてくれるものだし、メールサーバーとはメールのやり取りをしてくれるもの。とはいえ、ハードウエアが異なるのではなく、サーバーに搭載されているアプリケーションが目的によって違うのだ。では、「鯖落ち」はどうして起こるのだろうか。いちばんの原因は次のようなものだ。

たとえば、ポケモンGOの場合は、ゲームを進めるのに必要なデータがサーバーから送られてきて初めてゲームをスタートできる。ところが、いざポケモンGOをやるぞとアイコンをクリックしたのに、「サーバーへ接続できませんでした」となるのは、そのとき、ポケモンGOの専用サーバーへアクセスしたあなたのような人が世界中に溢れかえっていたことが考えられる。つまり、サーバーの前に何十万人、何百万人が行列をつくって順番待ちしていたというわけだ。

サーバーもコンピュータだから、その能力以上の命令が殺到したら処理が追いつかず、お手上げになってしまう。もちろん、ポケモンGOのように、はなから大勢の人が同時にアクセスすることが見込まれている場合は、対応するサーバーは何十台、何百台と用意する。そういった対策をしても「落ちる」のだから、いかに膨大な数の人が一気に殺到したかということだ。

サーバーを格納する巨大データセンター

では、サーバーとはどんなカタチで、どんなところにあるのだろうか。

サーバーは大事なデータを守るために、自然災害にも耐えられる安全な場所に設置されるのが普通だ。個人や会社向けにサーバーをレンタルする企業が数多くあるが、たとえば、世界最大のサーバー会社といわれるエクイニクス社は、15カ国33都市に、多くのサーバーを格納したデータセンターと呼ばれる巨大な施設を持っている。参考情報のURLからデータセンター内のバーチャル見学ができるので見てみるといい。

また、GoogleやFacebook、Appleといった世界的なIT企業は、自社で巨大なデータセンターを所有している。Appleは、iCloudとiTunes用のサーバー群を設置するために、アメリカのノースカロライナ州に、東京ドームとほぼ同じ広さの巨大なデータセンターを持っている。驚くのは、隣接する40万平方メートル(これは東京ドームおよそ8個分)もの土地に、このデータセンターに電力を供給する太陽光発電設備が広がっていることだ。ちなみに、あの環境保護団体のグリーンピースが、このAppleのデータセンターをもって、「再生可能なエネルギーの利用がもっとも革新的で積極的な企業がAppleだ」と称賛した。

ノースカロライナ州に建設されたAppleのデータセンターとその電力を支える太陽光発電設備。なんて広大なんだろう!!

これはGoogleのデータセンターの様子。データセンターの内部がよくわかる

データセンターの中には何百台、何千台というサーバー専用コンピューターが設置されている。それらは整備しやすいようにモジュール化され、ラックに収納されている。何重にもバックアップが図られ、少しでも異常があればサーバーのハードディスクはすぐに新しいものに交換される。

もちろん、セキュリティも厳重だが、それに劣らず空調も重要だ。24時間休みなく動き続けるサーバーが発する熱を下げるために、常に冷房が稼働しているのだ。サバは魚で、サーバーは機械だが、共通点がひとつだけある。・・・・・・それは、どちらも冷やしておかないと使い物にならないということ。おあとがよろしいようで。

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ダウンディテクター
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iPhone 7の登場でワイヤレス時代到来! 便利ガジェット7つを使ってみました

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ついに発売されたiPhone7。イヤホンジャックが廃止されたことでのオーディオ機能ワイヤレス化が話題になりました。いや〜本当になくなっちゃったんですねー。

ついに本格的にスマホのワイヤレス時代が到来か!? ということで、今回はオーディオ関連に限らず、T&S編集部員が実際に使用してみて「これは便利!」「コイツ・・・・・・デキるぞ!」と思ったワイヤレスガジェットをご紹介します!

■デジカメの写真を撮ったそばからスマホにバンバン転送!

東芝 TransferJet対応アダプタ、SDHCメモリカード

SNSへの写真の投稿は、「スマホじゃなくて、デジカメで撮りたい」こだわり派のあなた。やっかいなのが、SNSへ投稿する際に、デジカメからスマホへと一旦、データを送らなければならないこと。最近のデジカメはWi-Fi機能が内蔵されていて、ワイヤレスでデータ転送することができるので利用している人も多いと思います。ただし、その際のペアリングに少々時間がかかる。そこでオススメなのが、「TransferJet」です。

TOSHIBA TransferJet対応アダプタUSBタイプ USB2.0(Windowsのみ対応)、Lightningタイプ、SDHCカード 16GB Class10。(以上すべてオープン価格)

このTransferJetは近接無線転送技術によって、アダプタを装着したiPhoneや、PCにかざすだけで写真や動画を高速で転送できるというもの。専用アプリをインストールしてあれば、ペアリングなどの細かい設定も必要ナシ。大至急、デジカメで撮った写真をSNSにアップしたーい! てなとき、ストレスレスかつ迅速に作業ができます。

スマホでもPCでも、非常に小型のアダプタを装着し、専用のSDカードを入れたデジカメを近づけるだけで(約3cm以内)、自動的にデータの転送がはじまる。転送データの”かぶり”はないのでご安心を

この「TransferJet」規格、USBタイプ、microUSBタイプ、Lightningタイプ、SDメモリカードタイプが発売されているので、スマホとスマホ、PCとスマホなど、自分の通信環境に応じてチョイス可能です。

※TransferJet過去記事

■ほぼゼロ距離で投影可能! スマホ画像を投射できる小型プロジェクター

LGエレクトロニクス・ジャパン「Minibeam」

LGエレクトロニクス・ジャパンのLEDプロジェクター「Minibeam」シリーズの新モデルPH450UG。本体サイズは132mm×200mm×85mm、1.1kg。77,090円

仕事から自宅での映画鑑賞にと、大画面で画像や映像を投射できるプロジェクターの有用性はご存知の通り。ところがここ数年、小型プロジェクターの進化が結構すごいことになっているのはご存知でしょうか。プロジェクターの欠点だった、「スクリーンまでの距離がそれなりに必要」が克服されているんですね。

こちらはLGエレクトロニクス・ジャパンからこの9月にリリースされたばかりのLEDプロジェクター。バッテリー内蔵で、「Miracast」や「Wi-Fi Direct」を備えた端末なら、画面をワイヤレスで投影できるというもの。

近! デカ! クッキリ! 撮影用に編集部のミーティングルームで投影してみた際には、スマホ画面が255cm×142cmという巨大画面に。いわゆる100インチ画面は16:9の場合、221cm(横)×124cm(縦)なので、軽く越えてます。この画面サイズで壁からの距離はたったの53cm!

PH450UGは、”超”がつく単焦点レンズを搭載していて、T&S編集部調べでは、壁からの距離がわずか7cmの距離で約40インチ、33cmでは約80インチのHD(1280×720)映像の投影が可能でした。(メーカー推奨投射距離は33cm、スクリーンサイズ80インチ)

バッテリーの稼働時間も約2.5時間と十分。これ一台とスマホ、白い壁があればOK。簡単な資料提示なら、データをスマホに入れておけば、PCを持ち歩く必要もなくなりそうです。もちろん、「どこでも映画館」なんていう使い方もできますね。Bluetoothに対応した外部スピーカーとも接続すれば、より迫力ある映像が楽しめそう。

■その場で印刷できるチェキがワイヤレス&高画質化で、大人もだいぶ楽しいです

“スマホ de チェキ” instax SHARE SP-2 ゴールド

サイズは89.5mm×131.8mm×40mm(突起部除く)、250g(バッテリー、フィルム別)。22,410円。専用のフィルム「フジフイルム インスタントカラーフィルム instax mini」はプリント画面サイズは62mm×46mm。10枚入りで800〜950円ほど。(価格はすべて富士フイルム直販サイト)

お次は編集部の女子ウケNo.1だった「”スマホ de チェキ” instax SHARE SP-2 ゴールド」。懐かしー! という人も多いかと思いますが、その場でプリントできる手軽さと、独特のアジで、実は相変わらずの人気なんです。これはそのチェキの最新版で、スマホの写真データをワイヤレスで送り、チェキフィルムにプリントできる手のひらサイズのポータブルプリンタです。

アプリ「スマホdeチェキ」にプリントしたい画像を読み込んで「接続してプリントする」をタップするだけ。ジジジーと10秒ほどで出力されます

白いフィルムだけでなく、可愛らしい模様や色のついたものも。「落書きしたい!」「デコりたい!」と女子部員がキャッキャ言いながらチェキ祭りに

専用のアプリ「スマホdeチェキ」を立ち上げ、印刷したい写真をタップ。無線LAN経由でプリント。本体自体も軽量なので、例えば結婚式の二次会や送別会などに持参しても大活躍しそうです!

※スマホ de チェキ過去記事

■お家にPCないけど、iPhoneのデータをバックアップしたいよ〜という方に

Pioneer APS-WF01J-2

パイオニアから登場したワイヤレスドック。サイズは118 mm×35 mm×142 mm、200 g。11,000円

画像や動画、メールに音楽と、身の回りのデータをすべてiPhoneだけで管理している人も少なくないと思います。ただ、iPhoneも長く使っているとデータ量が一杯になって、写真を撮影しても、「保存できません」なんてことがあります。また、万が一、iPhoneをなくしてしまったら、大事な思い出もお気に入りの曲もすべてを失ってしまうことになります。iPhoneのデータは、別に保存しておくことが安心につながります。

ただし、プライベート用のPCを持っていなかったり、クラウドで管理するのは通信料金的にも若干不安、という人もいますよね。PCを介さずに、外付けハードディスクに直接、保存できれば楽チンなんだけど・・・・・・。

というわけで、PCレス&ワイヤレスで気軽にデータを保存するための機器を見つけました。パイオニアから発売されている、その名も「ワイヤレスドック」。専用アプリ「Wireless Photo Server~Snap Pod~」を使ってiPhoneとWi-Fiで接続すれば、別売りのUSBメモリやHDDなどに写真や動画、音楽データをPCを介さずに直接、転送できるというデバイスです。

左/iPhoneの写真を外付けHDDにワイヤレスで転送が可能。右/専用アプリ「Wireless Hi-Res Player ~Stellanova~」を使えば、別売の光学ディスクドライブとつないで、CDの音源をワイヤレスでiPhoneに取り込んだり、再生することもできる

女性や学生で、PCを持っていないという人も少なくないかもしれませんが、このワイヤレスドックは、PCがない人でも簡単にiPhoneデータのバックアップが取れるということ。ストレージ容量の確保にも一役買ってくれそうです。

※こちらの製品はiPhoneのみ対応です

auのWEBサイトで購入可の「便利ガジェット」もあります!

■ポケットに入る、超小型ワイヤレススピーカー

グルマンディーズ MUNE Bluetooth ワイヤレススピーカー

グルマンディーズのコンパクトワイヤレススピーカー。サイズは直径36mm×42mm、46g。4,298円

ここからは音楽関連のワイヤレスガジェットを3つご紹介。Bluetooth経由で使えるこちらのスピーカーは、約1時間の充電時間で3時間ほどの連続再生ができるというもの。とにかく小さい! ポケットに入るサイズです。

可愛らしいサイズ感が編集部員女子に高評価。見てのとおり、手のひらにちょこんと乗る大きさで、重さも46gとかなりの軽さです。スマホでボリュームコントロールができるだけでなく、再生中に電話がかかってきても着信音が鳴ってくれるので安心。底面のボタンはスマホカメラのシャッターにも使えるとのことで、アウトドアに必携のワイヤレスガジェットの仲間入りかも!
au WALLET Market担当者の推しコメント!

口紅ぐらいのサイズ・重量で、ポーチにすっぽり収納できる驚きのbluetoothスピーカーです。その可愛らしい見た目からは想像もできないぐらい高音質で、尚且つカメラシャッターとしても使用できる優れもの。ハロウィンなどこれからの季節に大活躍間違いなしです!(コマースビジネス部/加納)
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■ソニーの本領発揮。サイズを越える迫力音質のワイヤレススピーカー

 

ワイヤレスポータブルスピーカー h.ear go SRS-HG1

SONY「h.ear go SRS-HG1」。サイズは約204mm×62mm×60mm、約790g。29,570円。「au +1 collection」では写真の「チャコールブラック」と「シナバーレッド」の2色展開

こちらもワイヤレススピーカーですが、ソニーから登場の、ちょっとゴツくいてカッコイイ「h.ear go SRS-HG1」をご紹介。Bluetooth、もしくはWi-Fi経由で接続して使用します。ハイレゾ対応35mmフルレンジスピーカーユニットを搭載で、世界最小サイズ(*1)でのハイレゾ再生対応(*2)とのこと。ソニーの本気が伝わってきます。

※1 ハイレゾ対応スピーカー商品の体積として。ソニー(株)調べ、2016年 3月1日広報発表日時点

※2 日本オーディオ協会(JAS)で規定された定義に準拠した商品として

サイズ感はこんな感じ。コンパクトですが790gと、かなりズッシリした印象です

早速、視聴してみると、サイズからは想像できないような、迫力ある重低音。また、スマホ・タブレットアプリ「SongPal」を使えば、イコライザーで自分好みの音に調整することも可能です。もちろん、ハイレゾ対応のクリアな音は、さすがのソニーメイド。

電話の着信音が鳴り、受話器のボタンを押せばそのまま通話ができるのもポイント。いつも作業をするデスクの上にひとつ置いておくだけで活躍してくれそうです。
au +1 collection担当者の推しコメント!

コンパクトなボディながら迫力のサウンドが体験できる「h.ear go SRS-HG1」。お手持ちのスマホの音楽も、このスピーカーならハイレゾ相当の高音質に変換し再生できます。さらにWi-Fiで接続すれば自宅のPCやNASの音楽も再生でき、Google Cast™対応なのでGoogle Play Musicなどの音楽配信サービスのストリーミング再生も楽しめます。(C営業推進部/後藤)
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■言わずと知れたBeatsのワイヤレスヘッドフォン、最新作!

Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン

Bluetooth接続で音楽を楽しめる。サイズは高さ198mm、215g(本体のみ)。32,184円。写真の「グロスブラック」のほか、「シルバー」「ゴールド」「ローズゴールド」「ブラック」の5色展開

以前公開されたT&S女子ガジェ部女子会では女子編集部員から人気だったBeatsオンイヤーヘッドフォンがバージョンアップ。その最新版が発売されました! ということで、最後にピックアップするのが「Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン」。

ワイヤレスといえば、やはり「電池持ちが悪い」「充電が億劫」というイメージがありますが、Solo3は最長40時間(!)も継続するバッテリーを搭載。毎日使うヘッドフォンでこれだけの持続時間が期待できるのなら、明日から即戦力としてぜひ導入したくなります。ちなみに、バッテリー残量が少なくなっても、Fast Fuel機能搭載なので5分の充電で約3時間再生が可能。頼もしすぎ。

音質に関しては安定のBeats。密閉感のあるイヤーパッドは、周囲の音をやさしくシャットアウトして音楽の世界に浸らせてくれます。家電番長の編集エノモトもウットリ

もちろん通話機能も健在で、イヤーカップ部分のボタンを使えば電話応答はもちろん、ボリューム調整に再生・停止操作、またSiriの起動も行うことができます。au +1 collectionでは写真のグロスブラック、シルバー、ゴールド、ローズゴールド、ブラックの5色を取りそろえているので、手持ちのiPhone 7のカラーとそろえるとオシャレですよ。
au +1 collection担当者の推しコメント!

ワイヤレスの快適さをぜひ試してください。バッテリーも最長40時間と長持ちで、万が一切れても5分で約3時間分の充電ができるので安心です。また、iPhoneとも合わせられる5色を揃えているので、相性ばっちりです。世界が認めたBeatsのサウンドですので、最高の状態で音楽を楽しめます。(コンシューマ営業推進部/林)
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ついひと昔前までは、ワイヤレスガジェットというと電池持ち、品質、サイズ感、接続の不安定さと不安要素が見受けられたものですが、最新のワイヤレスガジェットの進化ぶりには正直驚きしました。家じゅうからコンセントやコードがなくなる日も、そう遠くはないかもしれませんね。

「グルマンディーズ MUNE Bluetooth ワイヤレススピーカー」「ワイヤレスポータブルスピーカー h.ear go SRS-HG1」「Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン」は、「au +1 collection」公式オンラインショップやau WALLET Marketでも取り扱い中。気になるワイヤレスガジェットをぜひ探してみてくださいね。

※価格はすべて税込価格となります。

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APS-WF01J-2

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離れて暮らす親が、要介護者になってしまったら・・・・・・覚えておきたいIT介護サービス

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日本の生産年齢人口(15~64歳)は7,708万人と、1995年をピークに減少し続けている。介護サービスに携わる人員不足も顕著で、要介護者の家族が担う身体的、経済的、精神的な負担も増大している。介護や看護を理由に、働き盛りのビジネスマンがやむなく離職・転職を迫られるケースも目立つようになった。

医療・介護を必要とする要介護者は今後も増加する見込みで、介護サービスの拡充は社会的課題として喫緊の課題となっている。こうした問題を解決するため、注目を集めているのがIT分野だ。

介護サポーターと利用者を結ぶ「ファミリーサポーター」

介護現場のIT化がもたらす人員不足の解消、そして要介護者と家族が安心して暮らせる新たなサービスの登場に期待が寄せられているなか、登場したのがエキサイトの提供する「ファミリーサポーター」だ。

ファミリーサポーターは、家事代行や介護支援を行う「サポーター」と、サポートを必要とする利用者のマッチングサービス。

利用者は、Webサイト上に掲載された経歴、資格、地域、顔写真などの豊富なプロフィールから、希望する条件に合ったサポーターを選ぶことができる。直接依頼によって高額になりがちな家事代行・介護支援サービスを、1時間1,800円からというリーズナブルな価格に抑えたほか、家事、付き添い、見守り、ペットの世話、話し相手といった介護保険適用外のサービスにも対応。仕事が忙しい利用者でも申し込みやすく、状況やスケジュールに合わせて活用できる。

なんの準備もないまま突然介護者となってしまい、「どうしたらいいかわからない」「家族や周囲の理解を得られない」といった悩みやストレスに苦しむ人も少なくない。ファミリーサポーターには介護職者をはじめ、実際に家族の介護をした経験者が揃っており、介護する家族の立場に立ったアドバイザーとして相談にのってくれるのも心強い。

さらに、ファミリーサポーターで成立したサービス中に起きた事故を対象として、エキサイトが契約者、サポーターが被保険者となる上限2億円の賠償責任保険にも加入している。万が一の事態にも備え、安心して利用できるのもポイントといえるだろう。

自由度が高い条件設定と安心の仮払いシステムを採用した「ケアフル」

福祉サービス事業を手がけるケアフルが、シェアリングエコノミー型サービスとして4月にプレオープンしたのが、「生活サポート・クラウドサービス ケアフル」だ。

ケアフルは、依頼者が登録サポーターに対して直接仕事を依頼できるサービス。料金系統は2種類あり、掃除をはじめ家事や草むしりなど一般的な依頼が1回1時間あたり1,800円から、見守り・介護に関しては1回1時間あたり2,400円からで、後者は介護資格を持ったサポーターへ依頼できる。また、これらを組み合わせて依頼することも可能となっている。依頼料金には、サポーターへの報酬、交通費、システム手数料などがすべて含まれており、遠方やベテランサポーターなど高い報酬を希望する場合は自由に依頼料金が調整できるのも特徴だ。無料の会員登録を行えば、サポーターも指名できる。

さらに、Webサイト上で会員登録から支払いまでを完結できるのもポイントのひとつ。依頼成立時にケアフルへ仮払いすれば、あとは依頼者とサポーター間で現金を直接やり取りする必要がないため、安心して利用できるわけだ。なお、支払いはクレジットカード(VISA/Master)や各種コンビニ払い、Pay-easyから選択が可能となっている。そのほか、物損や依頼者のけがなど、依頼遂行中に発生した各種トラブルに備えて、ケアフル側で東京海上日動の保険に加入している点にも注目したい。

2020年には65歳以上の高齢者人口は約30%になるといわれている。それまで元気にしていた家族が突然倒れ、介護が必要になるという状況は決して他人事ではない。IT化が高齢者の介護問題にどのような影響を与えていくか、今後も注目だ。

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ファミリーサポーター
生活サポート・クラウドサービス ケアフル(Carefull)
平成28年版高齢社会白書

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【通信×防災⑤】仕事仲間にも最適! 災害時の安否確認に使えるFacebook活用術

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災害時、いざというときにはどう対応すればいいのか・・・・・・?

この連載では、今や最も身近な存在といえるスマホやケータイを使って災害時にできることや、SNSやアプリの活用術など、災害時に役立つ【通信×防災】の情報をお伝えしよう。

連載第5回は「実名登録」を推奨するFacebookを取り上げる。

Facebookは知り合いに対してまとめて安否情報を発信できる

こちらは東日本大震災のときに編集部員が実際に発信したもの

Facebookは「実名」での登録を推奨している。そのため、実名ならではの信頼感があり、Twitterほど気軽に知らない誰かとつながることはできないが、電話番号やIDを交換する必要がないため、LINEよりは簡単につながることができる、と言われている。そういった点で、多くのFacebookユーザーは、友人だけでなく、社会的な関係のある人、たとえば仕事関係の人や顔見知り程度の知人とつながっていることが多い。

連載第3回では、災害時にLINEで家族や親しい友人に安否を伝える方法をお伝えしたが、Facebookの場合は仕事仲間や知り合いなどに、一度にまとめて安否情報を発信するのに適していると言えるだろう。

特にクイックに情報を発信できるのがFacebookのメッセージ機能に特化した、「メッセンジャー」アプリだ。仕事上の関係のなかでも、さらに深い付き合いがある人同士のチームでやりとりで使用している人もいるだろう。

Facebookの「メッセンジャー」アプリは、LINEのように直接メッセージをやりとりすることができ、プッシュ通知や既読機能もある。グループの作成ができるので、仲のいいメンバーなどでグループにしておけば、電話がつながりづらい震災時にもスムーズに安否報告ができる。

「メッセンジャー」アプリを使用したやり取り。グループをつくっておけば、メンバー全員でやりとりができる

実名登録なので信頼性が高い情報を入手できる

前段でも触れたとおり、Facebookの特徴のひとつが「実名登録」。実名で情報を発信することで、信頼性は自ずと高くなる。たとえば「○○病院ではタオルが不足している」などと、被災者自身が現地の情報や必要な物資、援助を発信することも可能だし、その情報を閲覧して、参考にすることもできる。

また、災害時には公的機関や災害時対応と支援を担当する組織など、情報がまとめられた「Facebookページ」のグループが作成されることも多い。これらのページには、防災対策や連絡先リスト、支援を受けられる場所や復旧情報などが掲載され、地域の人々との双方向のコミュニケーションの場ともなる。

もちろん、災害発生時だけでなく、普段から防災情報を発信しているページもある。たとえば、内閣府防災担当のページでは、地震だけでなく台風の接近など、深刻な影響を及ぼす可能性のある災害に関する情報を発信している。地方自治体でも、防災訓練や防災講座のお知らせ、防災情報などを発信していることがあるので、居住自治体がFacebookページを解説しているか確認しておきたい。

内閣府防災担当のFacebookページ

ほかにも、防災情報をまとめた「災害NGO結」「防災ガール」といった、民間組織のFacebookページもあるので、こちらもチェックしておくと良いだろう。

防災ガールのFacebookページ

ちなみに、Facebookは写真の投稿が多いことも特徴のひとつ。Facebook社も災害時のFacebookページの活用法をまとめた「Facebookを活用した災害対策と対応」のなかで、「緊急状況の深刻性をより強く伝える」「支援組織や救助隊が、現場の状況を視覚的に把握できるようにするようにする」「災害時の落とし物や迷子になったペットを、持ち主や飼い主が後から見つけやすくする」などのために、写真や動画を積極的に活用することを推奨している。

「Facebookを活用した災害対策と対応」より

被災地域にいる場合、Facebookから安否確認の連絡がくる

熊本地震でも活用された「災害時情報センター」も、Facebookの防災活用ではかかせない機能だ。

この機能では、利用者が災害地域にいる場合、Facebookから安否を確認する通知が届く。無事でいる場合は、「自分の無事を報告」というボタンをタップ。最新情報を示す通知とニュースフィード記事が作成され、Facebook上の友達に安否が報告される。一方、災害の影響を受けた地域にいなかった場合は、「影響を受けた地域にはいません」というボタンをタップすると、そのことを改めて示してくれる。

Facebookの「災害時情報センター

このようにFacebookは、仕事仲間や友人や知人などへの安否情報の発信、写真による現地状況の情報発信、信頼度が高い情報収集に強みを発揮するSNSと言える。災害時には、その特性を把握したうえで上手に活用してほしい。
【通信×防災⑤】のまとめ

1. Facebookは知り合いにまとめて安否情報を発信できる
2.安否情報を送るなら「メッセンジャー」アプリが便利
3.基本「実名登録」だから信頼性の高い情報をゲットできる
4.被災地にいれば「災害時情報センター」から連絡がくる

関連リンク

Facebook
高橋暁子公式サイト
au災害対策
災害用伝言ダイヤル(171)
災害用伝言板サービス 災害時・緊急時対策 au

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キッズセキュリティ最前線! 登下校の見守りは、ビーコンとクラウドとAIにおまかせ!

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子どもたちだけで登下校する日本にアメリカはビックリ

アメリカの朝の人気ニュース番組『CBS THIS MORNING』が、2015年に「子どもたちを1人で通学させる日本の親たち」というタイトルで、東京の小学生の通学風景を取り上げた。日本人にとっては当たり前のことだが、アメリカ人にとっては、子どもたちが親の同行なしに自分たちだけで町を歩き、電車に乗り、通学するのは超ビックリなことなのだ。番組ではレポーターが、日本がとても安全な社会だからこそ可能なこと、と説明していた。

とはいえ、そんな日本だって100%安全であるとは誰も断言はできない。ニュースに登場した日本の小学生のお母さんは、子どもがいまどこにいるのかがわかるGPS端末を子どもに持たせていた。言いかえれば、登下校時に必ず親が同行するか、そうでなければスクールバスを使う欧米では、子どもにGPS端末など持たせる必要はない。子どもたちだけで登下校できる、安全な日本だからこそ、むしろ見守りシステムが必要というわけなのだ。

かつては、おばあちゃんやおじいちゃんといったご近所さんが、町ぐるみで取り組んでいたことではあるが、いまはビーコンとクラウドとAIが子どもたちを見守るというわけだ。

日本の子どもたちの通学風景を取り上げたCBSのニュースがこちら

ランドセルに取り付けた電子タグが活躍だ

ご近所さんに取って代わった最初の見守りシステムが、メールだろう。不審者や事件、事故などのさまざまな情報を学校や地方自治体が保護者にメールで知らせる「見守り情報共有タイプ」と呼ばれるこのシステムは、今でも多くの学校で運用されている。

その次に登場したのが「登下校確認タイプ」。たとえば、私鉄が始めた交通系ICカードと連動したサービスで、契約している子どもが最寄り駅の自動改札機にカードをタッチすると、保護者に「お子さんはいまから電車に乗りますよ」とか「いま駅に到着しましたよ」というメールが自動的に届くというわけだ。

このサービスは、電車通学をしない子どもは利用できない。そこで生まれたのが電子タグでの校門の通過確認だ。子どもたちのランドセルに取り付けられた電子タグを、校門にあるセンサーが感知。自動的に保護者に「いま下校しました」というメールを届ける。

しかし、校門だけだと心配だ。途中でなにが起こるかわからない。そこで、このシステムは「通学見守りタイプ」へと進化する。校門だけにあったセンサーを、地域の要所要所に設置するのだ。このチェックポイントを子どもが通るたびに、学校や市役所に置かれたサーバーに情報が送られる。保護者はパソコンやスマホでサーバーにアクセスして、子どもがどのあたりを移動しているかを知ることができるというわけだ。

当然、チェックポイントを増やせば増やすほど、情報はきめ細かく、正確度を増す。しかし、一方でお金がかかる。そこで登場した最新のシステムが、ビーコンとクラウドを利用するものだ。ここで、再び町のおばあちゃんやおじいちゃんが登場する。

見守りアプリをインストールしたスマホがセンサーに

仕組みはこうだ。まずは、Bluetoothの電波を発射する小型のビーコン端末を子どもたちに持たせる。校門やバス停など、さまざまなチェックポイントにこのビーコンをキャッチするセンサーを設置する。ここまで旧来型とはほぼ同じだ。違うのは地域の住民が人間センサーになるということだ。

地域のボランティアが見守りアプリをスマホにインストールし、見守り人となる。この見守り人のそばを、ビーコン端末をランドセルに取り付けた子どもが通ると、見守り人のスマホのアプリが反応し、スマホから自動的にクラウドに子どもの位置情報が送られるという寸法だ。

見守り人はなにもしなくてよいし、プライバシーも守られる。また、多くの見守り人が協力してくれるほど、情報もより正確になり、チェックポイントを設置する費用も不要となる。ビーコン端末も安価で提供できるので、学校や地方自治体にとってはコストをかけずに見守りシステムが導入できるというわけだ。

otta社が提供する見守りシステムでは、上のようなアプリを保護者がスマホにインストールすることで子どもの位置情報を知ることができる

otta社の見守り人を利用したシステムをわかりやすく説明する動画

ほかにも、会話もできるGPS端末を利用するものや、緊急事態にはボランティアや警備会社が駆けつけることになっているものなど、さまざまなシステムが登場し、実際に多くの地域で運用されている。クラウドに集められた情報をAIが監視・分析し、不審な動きなどがあれば、アラートを関係機関に発するというシステムももうじき登場するという。安全な社会だからこそ、登下校見守りシステム先進国となった日本。願わくば、日本だけではなく、見守りシステムが活躍するような安全な世界になってほしいものだ。

警備会社のALSOKが提供しているセキュリティサービス「まもるっく」は、GPS端末を使って位置情報を教えてくれる。また、高齢者の使用にも対応し、転倒などで動けなくなった事態をセンサーが感知、ALSOKに自動通報してくれる

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otta社
ALSOK「まもるっく」

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【紳士のSNS講座】 第11回 コンビニの新商品ネタでイケてる俺感をお自慢する

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今や「お自慢ネタの宝庫」といわれるのがコンビニです。

普通に日々生きているよりも、ずっとビビッドに季節感を取り入れて新商品を次々ドロップ。行って買ってアップするだけで、ちょっとした風物詩になるのは間違いありません。

でもそれ、普通すぎです。

「行って買ってアップすることができる人」なら、誰でもできること。コンビニ頻度の高い学生さんや、ヤングOLさんたち、あるいは”コンビニスト”を名乗って、こうしたネタのアップに情熱を注いでいる、いわば専業の人にはかないません。

なので今回は、コンビニの新商品紹介をフックに、その周辺にあるさまざまなお自慢ファクターを一網打尽にしてみたいと思います。

要となる考え方は、「いかに、コンビニの持つ日常感と逆の方向に広がりを持たせられるか」。

■ポイント※①「コンビニで買い物」という普通の案件に、いかに付加価値をつけるか

コンビニに行くことはもちろん、買ってきた新商品をSNSにアップすることもまた、もはや「普通のこと」です。老若男女誰しもコンビニに行くし、誰しも「おっ」と思えるアイテムを見つければSNSで紹介します。でも、その”誰しも”はあくまで”誰しも”。そこに留まっていてはSNSの大海に没してしまいます。

ここではコンビニに行く理由に「予約したジャズライブの発券」というお自慢フレイバーを加味しています。「期限ギリギリ」なのは、通常だらしなさの象徴にしかなりえませんが、彼の場合は逆に「仕事の忙しさ」の証明。しかもライブに行く「ボストン」は「アメリア・ニューイングランド地方」の中心都市という心配り!

物理的にはコンビニで気になったカップ麺を買っているだけなのですが、背景には「仕事にばかり意識がいって、ついついプライベートをおろそかにしてしまう」という人物像を匂わせる。なかなかのブランディングといえます。

■ポイント※②「コンビニのカップ麺」という庶民的な立ち位置からの大ジャンプ

繰り返しますが、彼はここまで、「コンビニに行って気になったカップ麺を買ってきた」だけです。で、いよいよ調理に至るわけですが、ここで「ちょい足し」。「気になるのはスープの味」と本人が謳っているように、麺を取り除いてしまうというストイックさがまずお自慢!

そしてそのスープをどう調理するか。
まずは”普段から料理してる感”を全力でお自慢。麺はおろか、もとよりカップ麺の理想的な調理のために設計されたカップすら捨て去る。で、耐熱容器を起用。これがあること自体、料理人の証です。しかも、洗うのが面倒なフードプロセッサーを深夜にもかかわらず登板。

先述の通り、カップ麺はもはやフック。普段から料理してることと、かぼちゃを取り寄せてること。パイシートを通して、タワーマンションに越した友人がいることをお自慢できれば、それはもう、“誰でも行けるコンビニ”感とはまったく違う地平にいます。

■ポイント※③こんなにシャレオツで、いろいろ気遣いできるオレ、どう?

・・・・・・というアピール。まあ、ブルートノート東京に一緒にジャズを聴きに行く彼女ぐらいはいるようなので、心の底から「彼女が欲しい」と訴えてるわけではありません。こういう、撒き餌的なことをしておくと、SNS的社交辞令として「ワタシならいつでもwww」「馳せ参じますわよwww」「料理好き男子大歓迎www」的な、やり取りも活性化します。

大人の社交的なひとこと、というやつですね。

講師:武田篤典

何気ない所作のなかにある「モテ」を顕在化し、好評を博した『スマートモテリーマン講座』著者。SNSなど各種コミュニケーションにおける礼儀作法を研究する「武田流万(よろず)礼法」家元。

※武田篤典先生のSNS講座が読めるのは「TIME&SPACE」だけ! 「#紳士SNS」で応援しよう!

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災害時、ペットをどう守る? 最新の迷子防止&ペット見守りサービス

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その愛らしい表情や動作を見ているだけで、幸せな気分にしてくれるペットたち。単なる愛玩動物ではなく、家族の一員として愛情を注いでいる人も多いのではないだろうか。少子高齢化やペットの小型化なども後押しし、こうした”ペットの家族化”は一段と加速。ペット関連市場も好調な伸びを見せ、約1兆5,000億円もの規模にまで成長している。

しかし、動物たちがより身近なパートナーとして受け入れられていく一方で、飼い主の頭を悩ませるいくつかの問題も起きている。

災害時にペットの”迷子”を防いでくれる「ペットプロフ」

近年、ペットと暮らす人々が不安に感じていることのひとつに、災害など有事の際にペットと離ればなれになってしまうという問題がある。阪神・淡路大震災や東日本大震災が発生したときは、多くのペットたちが飼い主とはぐれ、行方不明になってしまった。また、保護されたものの、連絡先を記載した「迷子札」がないために飼い主が特定できないケースもあるという。震災発生時だけでなく普段の生活においても、雷などに驚いて逃げ出してしまったり、ちょっと目を離した隙に家から飛び出したり、ということもある。

こういった万が一の事態に備えて登録しておきたいのが、ペット里親募集情報サイト「ペットのおうち」が提供しているサービス「ペットプロフ」だ。

飼い主はあらかじめ、同サイトにペットのプロフィールとして、写真、名前、性別、品種、性格、普段食べているフード、飲んでいる薬、アレルギー、持病、かかりつけの動物病院などを登録する。登録は無料だ。

加えて、500円でIDとWEBサイトURLが刻印されたステンレス製の迷子札「PET-IDタグ」が発行されるので、普段からペットの首輪につけておく。もし行方不明になった場合は保護した人が迷子札を見てサイトにアクセスし、「ペットのおうち」経由で連絡が届くという仕組みになっている。

PET-IDタグの大きさは直径22mmの丸型で、猫から大型犬まで幅広く対応。犬猫以外でも発行でき、たとえば鳥などの場合は鳥かごに取り付けておく、といった使い方もできる。ちなみに、PET-IDタグの購入は必須ではなく、「ペットのおうち」のURLとPET-IDを記載したタグを自作し、ペットの身につけても問題はないとのこと。首輪のデザインにこだわる人も多いので、こうした対応の柔軟さはありがたい。

無料登録後、500円で発行できるステンレス製の迷子札「PET-IDタグ」

飼い主同士で交流も! 月間150万人が使うペット専用SNS

ペットプロフの面白いところは、有事の際の迷子対策としてだけではなく、コミュニティ要素も兼ね備えている点にある。Facebookのようにプロフィール写真やカバー写真を変更できるのはもちろん、お気に入りのペットをSNSにおける「いいね!」のように応援する「ファン」ボタン、愛らしい写真を投稿できる「ギャラリー」、ペットとの生活などを自由に綴れる「ペットログ」、似ているペットを簡単に探せる検索機能といった、飼い主やペット同士の”つながる”楽しみも含まれているのだ。

こうした部分も人気となり、ペットプロフの登録件数は1万6,000件以上(2016年8月1日時点)で、現在も続々と増加中。なお、登録したペットのプロフィールはWEBサイト上から誰でも閲覧可能だが、飼い主の個人情報などは一切表示されないので安心して利用できるのもポイントとなっている。

ペットのプロフィールページは、Facebookのようにプロフィール写真やカバー写真を変更することが可能

プロフィールの記入に関しては、名前、種類、性別など一部の必須項目を除いて任意となっている

ペットを家族の一員として、大切に育てる人々が増えると同時に、その絆を守るためのサービスも一段と充実してきている。ペットとの最良のパートナーシップを築くためにも、こうしたサービスの活用を検討してみてはいかがだろう。

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大人も子どもも踊らにゃ損! デジタル楽器「KAGURA」が楽しすぎます!

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触れず、持たず、自由に身体を動かすだけで演奏ができる、不思議な楽器「KAGURA」をご存じでしょうか? 楽器といっても、ギターやドラムのようなモノではなく、カメラとつないだパソコンの前で身体を動かすと、センサーが動きを感知して音に変換する、まったく新しい音楽アプリケーションなんです。

KAGURAはこれまでに、16カ国から数千人の開発者が参加するインテル主催の技術コンテスト「Intel Perceptual Computing Challenge 2013」においてグランプリを受賞。最近では、最先端の音楽テクノロジーが競い合う世界規模の音楽スタートアップ・コンぺ「Sónar+D Startup Competition 2016」においてもグランプリを受賞するなど、グローバルに活躍する最新のテクノロジーとして注目されています。

現在は、2016年11月のWindows版、2017年2月にMac版のリリースに向けて準備中とのこと。そこで今回は、特別に製品版に近いサンプルをお借りして実際に体験してみました!

まずは立ち上げから

今回はKAGURAを開発した株式会社しくみデザインさんから、KAGURAダウンロード済みのタブレットPCをお借りしました。

すぐに演奏スタート!

こちらはメイン画面。起動すると同時に自分の姿が映し出されて、すぐに演奏ができるようになっています。左端にはTrance・Funk・Japaneseなど音楽のジャンルごとにプレイリストがつくられていて、選択すると画面上にそれぞれ音源のアイコンが現れます。プレイリストはリリース後も随時追加予定とのこと。

(左)Trance(右)Funk

Chord Repeat(右)8Bit Beat

(左)Japanese(右)Cuba

いざ、体験!

今回はゲームモチーフのアイコンがかわいい8Bit Beatを選択して、さっそく体験! 画面上に映し出された仮想空間のアイコンにタッチする仕草をすると、リアルタイムで音が鳴ります。タッチしている部分は動いたり、光の輪が出たり、まさに音ゲー感覚!

KAGURA初心者の私の演奏。なかなかシュールです。

ダンサーTAQ8 & BANVIとのコラボレーション。プロが使うとこんなにかっこよくなります。

3Dカメラを使うと、もっと楽しい!

奥行き認識技術に対応したIntel社のRealSense 3D Cameraというカメラを搭載したPCを使用すると、距離が認識できるようになり、手を画面から50㎝まで近づけると画面上に波紋エフェクトが発生し、テンポのアップダウン、アイコンの移動など、ハンドジェスチャーを使ったコントロールが可能になります。機能は制限されますが、もちろんWEBカメラのみでも十分に楽しめます! 現在は公式ホームページから無料体験版のダウンロードができるので、リリース前にチェックしてみましょう!

スマートフォンアプリの制作も行っている株式会社しくみデザイン。スマートフォンと音楽が密接になってきている今、音楽テクノロジーの最先端を走るKAGURAとスマートフォンが融合する日も近いかも!?

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KAGURA

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悩みごとはネットで密かに解消! 「相談アプリ」を知ってる?

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リアル社会では、誰かに相談できなくても、普段使っているSNS上でなら相手に悩みを打ち明けられる、という人が増えている。自分をオープンに語る場所としてSNSが活用されるのもいまや珍しいことではない。とはいえ「相談してきちんと参考になる答えがもらいたい」となると、「SNSではちょっとなあ・・・・・・」と思うこともある。そんなときに活用したいのが、相談を目的としたアプリだ。

相談アプリの使い方は、自分が持っている悩みの種類に見合ったアプリや、投稿ジャンルを選び、質問のかたちで掲示板に書き込むと、誰かからの回答が得られる、という流れが一般的だ。医療や転職といった専門的な分野はもちろん、ゲーム攻略や雑談など、気軽な相談ごとまで、さまざまなサービスがあり、自分にとって最適なものが選べる。

それではここで、いくつか代表的な相談アプリをご紹介しよう。

医療とヘルスケアなら「Doctors Me」の専門家にお任せ!

体調に不安を感じたら、医療とヘルスケアの専門家がそれぞれ答えてくれる有料ヘルスケアQ&Aサービス「Doctors Me」を活用してみよう。忙しくて病院に行く暇がない、医者に行くのがなんとなく怖いといった人でも、ここでなら悩みを打ち明けられるだろう。医師、薬剤師、歯科医師、栄養士、カウンセラー、獣医師といった専門家が、健康に関しての質問に答えてくれるほか、回答率100%というのも嬉しい。医師が朝9時から夜24時までスタンバイしており、平均30分以内に回答をもらうことができる。料金プランは、月額324円(税込)の「月額相談し放題プラン」と、1回あたり540円(税込)の「指名相談プラン」から選択が可能。なお、Apple ID決済の場合は月額360円(税込)/1回あたり720円(税込)となっている。

医療とヘルスケアに特化した「Doctors Me」

PCでもスマホでも、すぐに相談できるから、病気の早期発見や健康維持にぴったり。「相談内容が文字だけではうまく伝えられない・・・・・・」という人は、スマホで撮った写真や画像を使って説明することも可能だ。また、過去にあったQ&Aから同じ状況や症状の人の相談内容を参考にしたり、セカンドオピニオンのような使い方をしたりと、幅広い活用方法が考えられる。

仕事をしながら気軽に転職活動「JOBKUL」

転職先を探しているけれど、仕事をしながら自分に合った会社を探すのはなかなか難しい。また、本格的な転職活動を始める前に、気軽な感じでリサーチしてみたいという人もいるだろう。そんなときにぴったりのアプリが「JOBKUL」だ。転職エージェントとチャットで相談ができ、適性や希望からベストな転職先をオファーしてもらえるので、ちょっとした時間とスマホがあれば使える。

転職関連の悩み相談なら「JOBKUL」

転職に関して人に聞きづらい、誰に聞いていいかわからない、そんな質問ができるのも魅力のひとつ。「転職活動をしたいけど、なにから始めればいいの?」などの基本的な疑問から、「スキルを磨ける職場に移りたい!」といったキャリアアップの相談まで、プロならではの意見が聞けるのは心強い。本格的に転職の話を聞きたい、仕事の紹介をお願いしたいという場合は、実際に会ってカウンセリングを受けることも可能なので、気軽に相談してみよう。

Skypeでカウンセリングを受けられる「ボトルボイス」

なにかとストレスが多い現代社会。今や専門のカウンセラーに相談するのは当たり前になりつつある。この「ボトルボイス」は単体アプリではないが、資格を持ったカウンセラーにSkype経由で手軽に悩みごとを相談できるサービスだ。相談は1回あたり45分で、対面での対話が苦手な人でも試しやすい。対話の方法もビデオ通話や音声通話、チャットから選択でき、カウンセラー・コーチを予約時間や料金、性別などから選ぶことも可能だ。

カウンセラーがさまざまな相談に応じてくれる「ボトルボイス」

登録も簡単で、名前はニックネームでOK。匿名であれば、恥ずかしい悩みも赤裸々に打ち明けられるというもの。サイトに公開されている相談内容を見てみると、かなり深刻な悩みを抱えた人も多く、回答しているカウンセラーも専門的な見地からアドバイスをしていることがうかがえる。ストレスは抱え続けると体調まで崩しかねず、深刻な事態になりかねない。Skypeとメールアドレスがあれば利用できるので、悩みが大きくなる前に、プロに相談して早期解決を目指そう。

旅先の情報を事前にしっかりキャッチ「SPOT」

もしデートプランや旅行先で迷っているようなら「SPOT」を活用してみてはいかがだろうか。このアプリはお出かけ先や旅行プランなどを気軽に相談し、ユーザーから回答をもらえるというもの。たとえば、「函館でおいしい魚介料理が食べられる店は?」「初めて沖縄に行くのですが、旅程を一緒に考えて下さい」といった質問に、実際に足を運んだユーザーや地元の人がアドバイスをくれるので、あまり知られていない穴場スポットや隠れたグルメの名店などを知ることができる。ほかにも、予算や人数に応じた最適な旅行先を相談するなど、「旅」に関する悩みごとをすべて解決することが可能だ。

旅に関する悩みごとなら「SPOT」

行きたいスポットが複数ある場合には、それぞれの位置関係や経路を簡単に把握できる「おでかけマップ」を作成できるので、旅のしおりとしても使えそうだ。また、Web上のホームページには、ライターによる旅をテーマにした記事が掲載されており、こちらも旅行プランを立てる際の参考になる。

こういった相談アプリは、いろいろな悩みごとに応じて数多く提供されている。悩みごとは早めに解決するのがいちばん! 自分にぴったりの相談アプリを見つけて、スッキリしちゃいましょう。

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Doctors Me
JOBKUL
ボトルボイス
SPOT

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ドローンで守り、ドローンから守る! 驚きのセコム最新警備システム

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センシングやネットワーク、制御技術などの技術進化により、ドローン自体の飛行性能や安定性が向上し、小型・軽量かつ高解像度なカメラの搭載も活躍の場を広げている。飛行機やヘリコプターでは難しい環境での空中撮影をはじめ、迅速かつダイレクトな商品の配達、さらには災害発生時の支援活動など、その用途は多岐にわたる。

最新の盾と矛、「セコムドローン」「セコム・ドローン検知システム」

こうしたドローンのビジネス活用が進むなか、ひときわ注目を集めているのが、国内の警備サービス業界でトップシェアを誇るセコムが発表している、自律型小型飛行監視ロボット「セコムドローン」と、ドローンから身を守る「セコム・ドローン検知システム」だ。

「セコムドローン」は、民間防犯用として世界初となる、ドローンを使ったセキュリティシステム。ドローン本体に監視カメラとLEDライトを搭載し、監視エリアで不審な人物や車両の侵入を発見した際、上空から接近して近距離で対象の周囲を自律飛行し、人物の顔や身なり、クルマのナンバー、車種、ボディカラーなどを撮影する。

この画像を、無線で素早くセコムのコントロールセンターへ送信し、不審な人物や車両の追跡・確保に役立てるというわけだ。従来の固定式監視カメラと比べて死角がないほか、近距離から鮮明な画像を撮影できるというメリットがある。なお、このセコムドローンはすでに同社のオンライン・セキュリティシステムと、「レーザーセンサー」外周監視を長期契約している法人向けに、オプションとして提供されている。オプション価格は5,000円~(税別)で、工事料(ドローンポート、制御部含む)が80万円~(税別)だ。

“自宅警備隊”としてドローンが飛び回るなんて、まるでSF映画のよう。不審者の検挙率アップに期待が高まるシステムだ。

「セコムドローン」の利用イメージ

ドローンの侵入を検知する「セコム・ドローン検知システム」

一方で、ドローンの普及による事故・事件が増加している。

記憶に新しいところでは、2015年4月には日本で首相官邸の屋上に、小型カメラを装備したドローンが落下した。また、2015年9月に姫路城の大天守へドローンが衝突した事件も大きく報じられた。そこで登場したのが、重要施設などの監視エリアに侵入したドローンを検知するセコムの「セコム・ドローン検知システム」だ。

このシステムは、カメラなどを搭載可能な直径約50cm以上のドローンが100m以内に接近すると、レーダーで自動的に検知するというもの。ドローンの方向と距離を表示するとともに、3D指向性マイクが当該方向の音を集音、近赤外照明付きの高速パンチルトズームカメラが自動追跡し、ライブ映像を表示することができる。なお、セコム・ドローン検知システムに関しては、ドローンによる重要施設の破壊活動防止などの長期契約だけでなく、多くの人々が集まるイベント会場に設置して安全を確保するといった短期契約も行っているという。システム価格は4,000万円~(税別)で、工事料金および保守料金は設置場所等に応じて個別見積り。イベント等での短期利用についても個別見積りとなっている。

高性能化したドローンは機密情報の収集や爆発物の輸送など、さまざまな犯罪に使われる可能性がある。しかも、そのボディーサイズや上空という侵入経路から目視での監視が難しいだけに、こうした検知システムは今後さらに需要が高まっていくだろう。

「セコム・ドローン検知システム」の利用イメージ

ドローンの侵入を検知した際は、レーダーによる検知方向と映像、検知方向の音がモニタリングできる

ドローンは、その高い性能ゆえに犯罪で使われるケースもあるが、それ以上にアイデア次第で非常に大きな可能性を秘めている。「弊社が2012年12月に、民間防犯用として日本初となる自立型の小型飛行監視ロボット開発完了を発表して以来、現在まで海外メディアを含めて多数の報道取材依頼をいただいております。それだけ世界的に注目を集める技術として誇りを持つと同時に、お客様へさらなる安全安心をご提供するべく、今後も積極的に取り組んでいきます」(セコム広報担当者)とのこと。

近い将来、「個人宅の警備もドローンがしてくれる」・・・・・・という未来図が実現するかもしれない。今後も新たな用途やサービスの登場に期待したいところだ。

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セコムドローン
セコム・ドローン検知システム
「無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン」

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「自分の端末を持ってこい」

「BYOD」と書いてなんと読む? 答えは「ビーワイオーディー」です。そのまんまじゃん、と怒るなかれ。先日、「ビョド」と読んでいた人がいました。注意されたし。

さて、「BYOD」とは「Bring Your Own Device」の頭文字をつなげたもの。訳せば「自分の端末を持ってこい」となる。この「端末」とは仕事で使うノートパソコンやタブレット、スマホのことだ。つまり、「自分のスマホなんかを仕事で使ってもいいよ」、もしくは「使ってほしい」という企業の方針を「BYOD」というのだ。

以前、このコーナーの「シャドーIT」の記事でも書いたように、私物のパソコンやスマホを仕事に用いると、セキュリティの問題が発生する。もしも紛失したり、盗まれたり、ウイルスに感染したりしたら、企業にとって大事な情報が危険にさらされてしまうからだ。悪意ある人間に顧客情報や機密情報にアクセスされたら一大事だ。

あなたは大丈夫? リスクだらけの「シャドーIT」とは

慎重だった日本企業もBYOD容認へ

それなのに、海外の企業を中心に、どんどんBYODを認める企業が増えているのだという。2012年の調査とちょっと古いが、野村総合研究所のリポートによれば、BYODを認めている、ないしは認める予定だという企業の割合は、アメリカで61%、中国で86%なのに対し、日本は19%と、大きなへだたりがあった。

それが、翌2013年のガートナージャパン株式会社の調査では、BYODを禁止している日本企業が3割なのに対して、BYODを許可する日本企業は4割と、BYOD容認派がずいぶんと増加したのだ。この傾向は今も続いているといわれる。

用心深かった日本企業がなぜ? おそらく、そのデメリットよりメリットのほうに注目したからかもしれない。まず、自分のノートパソコンやスマホなら、機器やOSが自分好みのものになっているから使いやすいし、私用と仕事用と別々の端末を持ち歩く必要がなく、1台ですべてがこなせるので便利だ。それに会社でも自宅でも同じ機器を使って仕事ができるし、通勤電車の中で仕事のメールチェックなどもこなせる。そんな優れたモビリティーに大きなメリットを感じているのだ。

私物のモバイル端末が使えるのなら、出勤途中にカフェに寄り、自分のスマホで仕事のメールチェックなどもできるのでとても便利だ

BYOD向けのシステムやアプリも登場

また企業側にとって、社員一人ひとりのために専用の機器を購入する必要がないという、経済的なメリットもある。さらに、広がり続けるBYODに目をつけたIT企業やセキュリティ企業が、BYODを効率的、かつ安全に利用できるように、さまざまなアプリケーションやシステムを開発、販売を始めている。それが、BYOD導入をためらう企業の背中を押した面もある。

たとえば、スマホの紛失や盗難にあったときに、多くの機種では遠隔からデータを消去できるが、その場合、企業の情報と一緒にプライベートなデータも失われてしまう。あるいは、プライベートなメールと仕事のメールが混在することで、コミュニケーションに事故が起きることもあるだろう。ビジネスとプライベートをきちんと分離できることがセキュリティや仕事の効率において大事なのだ。

そのために、BYOD向けのサービスやアプリには、プライベートとビジネスをスマホやパソコン、タブレット内できちんと分離し、両者が混じり合わないようにする仕組みのものが多い。会社とのやり取りは必ず自動的に暗号化され、緊急時のデータの遠隔消去もビジネスのデータだけに行われ、プライベートのデータは消えない。また、仕事用のアプリも専用のものがインストールされ、仕事のメールとプライベートのメールはきちんと区別されるのだ。

BYODからCOPE、CYODへ!?

とはいえ、やはりセキュリティの問題は完全にはなくならない。アメリカのITセキュリティ企業のテナブル社が世界のセキュリティ専門家800人に対して行った2016年の調査によれば、BYODを導入している企業などの組織の21%でモバイル端末のセキュリティが破られたという。

テナブル社の調査では、BYODを導入している組織の21%がモバイル端末のセキュリティを破られたと回答した。画像提供:BYOD & MOBILE SECURITY 2016 SPOTLIGHT REPORT

セキュリティをより高めようということから、最近ではBYODではなく、「COPE(シーオーピーイー)」や「CYOD(シーワイオーデー)」にすべきだという専門家もいる。「COPE」は「Corporate Owned, Personally Enabled(会社の持ち物だけど個人も使用可能)」の頭文字をつなげたもの。セキュリティのために会社が準備した端末を従業員に支給して使ってもらい、私用も認めるというもの。

「CYOD」は「Choose Your Own Device(自分の端末を自分で選ぶ)」で、つまり、会社が選んだ管理しやすい何種類かの端末から従業員が好きなものを選ぶという方式。もちろん、私用でも使える。

とまあ、BYODのいろんな亜種が登場し、私たちの仕事スタイルも変わっていくのは間違いないが、呼び方が果てしなくDAI語化していくのはなんとかしてほしいものだ。うぃっしゅ!!

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いつの間にか、チャリがここまでハイテク化! 「スマート自転車」

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自転車でやりたかった「あんなこと」が実現する!

スマートフォンは言わずもがな、スマートウォッチにスマート冷蔵庫、最近じゃスマートシティなんて言葉も出てきた。周囲がどんどんスマート(=賢い)になってきている昨今だが、次にきたのはなんと「自転車」!!

自転車が生まれたとされるのは今からおよそ200年前のこと。最初は足蹴りで、ペダルすらなかったらしいが、前後2つの車輪で走る基本形は変わらない。その自転車のスマート化に熱心なのは、どうやら北米大陸やヨーロッパの人たちらしい。そういえば、テレビで見る彼の地の映像には、決まってクロスバイクを颯爽と乗りこなす市民が登場する。では、現代のテクノロジーはこの乗り物に、一体どんな魔法をかけたのだろう? 今回は注目の2つをご紹介しよう。

あなたを守るため、後ろに目がついた「Vanhawks」

カナダ発のスマート自転車は、カーボンファイバーのフレームに、ライトを内蔵したハンドルバー、洗練されたデザインが特徴だ。まあ、カッコイイ自転車は世の中にたくさんあるが、Vanhawksの真骨頂は、専用アプリをインストールしたiOSやAndroidのスマートフォンとBluetooth接続して発揮される。

App StoreとGoogle Playでダウンロードするできる専用アプリ「Valour Cmpanion App」は、ナビゲーション機能をはじめ、走行距離や時間、ルートを記録してくれるだけじゃない。万一、盗難にあっても自動的にネットワーク接続して位置情報をアプリに送信してくれるのだ。

ナビ機能を使うときは、スマートフォンの画面を注視する必要もない・・・・・・、否、自転車を運転しているときにスマートフォンを操作してはいけません! Vanhawksは目的地への経路をハンドルバーに備えたLEDライトで教えてくれる。曲がる方向に点滅してくれるのだ(Uターンだって教えてくれる!)。

さらにさらにスゴイのは、後部に設置したセンサーが後方から接近してくる存在(3mくらい)を検知すると、グリップが振動して危険を知らせてくれるのだ。自転車に乗り慣れていない人ほど、後方確認がおろそかだったり、後ろを見るのが難しかったりするので、この機能はぜひとも欲しいところだ。

これがVanhawksだ。なんともクールでスマートじゃないか!!

今乗っている自転車をスマート化できる「COBI」

自転車乗りは、自分の自転車をこよなく愛してやまない。いくらスマート化したって、愛車と離れるなんてゴメンだ! でも、やっぱりスマート自転車欲しいぞ! という人にピッタリなデバイスが「COBI」。ドイツ生まれのCOBIは、現在kickstarterで出資を募り、見事商品化に至った募集中のスマート自転車システム。普通の自転車にセットアップすれば、すぐにスマート自転車に生まれ変わる優れものだ。

システムの起点となるのは、ハンドルの真ん中に設置する専用アプリを入れたスマートフォン。スマートフォンが自転車のキー代わりになっていて、登録したスマートフォン以外ではCOBIを起動することはできない。iOS、Android、どちらにも対応している。

操作はハンドルバーの任意の場所に取り付けられるサムコントローラー。走行中だって、これなら片手運転にならない。スマートフォンの台座はライトと一体型になっていて、暗くなれば自動で点灯。テールライトは自転車の傾きをセンシングしているので、曲がる方向に点滅するし、ブレーキをかけたときには明るく光る(クルマやバイクのブレーキランプと同じ)。

盗難防止システムも充実している。アプリ上で機能オンにして自転車を離れたあと、自転車に不自然な振動が加わると警告音を発するのだ。振動を感知した時点であなたのスマートフォンにも通知されるので、大切な愛車にピンチが訪れたって、すぐに駆けつけられる。動画を見たら、きっと欲しくなること、間違いなし!

COBIは自分の今ある自転車をスマート化するツールだ

ラスベガスで開催された昨年のCES(世界最大の家電見本市)では、VOLVOとエリクソンが共同で「The Connected Bicycle」という、ネットに接続できる自転車を発表していた。今後も自転車のスマート化は安全対策や盗難対策の面からもどんどん進んでくるはず。さて、あなたは完成形のVanhawks派? それとも愛車をスマート化するCOBI派?

関連リンク

Vanhawks
COBI
CES 2015: The Connected Bicycle

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スマホで自転車ライフを一括管理。盗難防止にもなる自転車アクセサリー

ボールはともだち! サッカー少年のプレイを記録するInsideCoach

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テニスのラケットに装着するセンサーや、ゴルフのクラブ、グローブに装着して、スイングの様子を記録する製品など、プレイを記録するスポーツ用ガジェットが増えている。やみくもに練習するだけではなく、今の状態をプレイヤーにフィードバックすることで、効率的に上達するのが目的だ。

※T&Sで取り上げたゴルフクラブの記事はこちら
3次元ゴルフ・スイング・アナライザー

インサイドコーチ(InsideCoach)は、内蔵したセンサーでプレイを記録するハイテク・サッカーボール。キックのインパクトやボールの回転、位置や飛んだ軌道、タッチやパスの回数などを検出する。

画像提供:InsideCoach

データはスマートフォン用アプリ(iOS/Android)とWi-Fiで通信して記録する。ボールはワイヤレス給電で充電すると4時間使える。一応は防水のようだが、メーカーは濡れた状態での長時間使用を推奨していない。ボールは8歳から12歳用の4号と、12歳以上用の5号の2種類。クラウドファンディングのKickstarterで資金調達に成功している。定価185ドル(早期割引で129ドル)で、出荷は2016年12月から2017年1月を予定している。

連動するスマートフォンアプリは、子ども向けとコーチ向けの機能があり、子どもたちがサッカーを楽しく続けられ、かつ強くなるようにコーチングするのを支援する。子どもたちはチームメイトとドリブル競争などのミニゲームの記録を競ったり、記録を遡って成長を実感できる。また、コーチ向けには、それぞれの選手向けの個別プログラムメニュー作成を支援する機能が提供されている。

画像提供:InsideCoach

画像提供:InsideCoach

サッカーは競技人口が多く、途上国の子どもたちも大勢プレイしている。蹴られたボールの回転などのエネルギーで発電・充電するボール「SOCCKET」は、ソーシャル・イノベーションの好例として名高い。

一方で、先進国の子どもたちに練習を続けさせるには、さまざまなインドアの楽しみ、たとえば、テレビゲームやSNSなど、「中毒性」のあるものに打ち勝つ魅力が必要だ。サッカーの練習をスマホやタブレットの画面上で振り返ることができれば、テレビゲームに似た感覚で子どもたちの興味をかき立てるかもしれない。

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InsideCoach
InsideCoach(Kickstarter)
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